本殿・拝殿 | 宗像大社 中津宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宗像大社 中津宮

むなかたたいしゃ なかつぐう

福岡県宗像市大島1811

本殿・拝殿

更新日:2025年7月19日

辺津宮本殿の基と考えられる本殿

神門をくぐると、まず目に入るのが拝殿です。切妻造妻入の建物で、福岡藩主であった黒田氏によって再建されました。現在の拝殿は、1928年(昭和3年)に建てられたものです。
拝殿
拝殿内には辺津宮と同様に「扁額には「奉助天孫而 為天孫所祭」と書かれています。意味は「宗像三女神たち、道中に降臨して、天孫を助け奉り、天孫の為に祭られよ」で、道中は玄界灘と言われています。このことから宗像三女神は航海安全や交通安全のご利益があるとされています。
拝殿内部
拝殿の奥に建つのは本殿です。ご祭神の鎮まる神聖な場所であり、1566年(永禄9年)に宗像大宮司宗像氏貞によって造営されました。三間社流造り、梁間2間、素木造り、正面には1間の向拝が設けられたこけら葺きの建物で、福岡県の文化財に指定されています。辺津宮本殿よりも歴史が古く、現在の本殿の基となったと考えられています。
本殿
中津宮の社殿は、少なくとも鎌倉時代末期には建てられていたと推測されます。本殿は長い歴史の中で修理が行われてきました。1997年(平成9年)の解体修理に伴う調査では、1655年(承応4年)の墨書が発見され、この時期にも大規模な修理が行われていたことがわかっています。
拝殿・本殿

陰陽道の影響が見られる鰹木

訪れた際は、本殿の屋根に設けられた鰹木にもご注目ください。鰹木とは、棟木の上に直角に並んだ数本の木のことを指します。通常は丸い形状のものが配置されますが、中津宮では円形と四角形のものが各3本ずつ束ねられています。これは陰と陽を表し、3つ束ねられたのは宗像三女神を表現していると言われています。このような陰陽道の影響が見られる鰹木の組み合わせは福岡県内では他に例がなく、大変珍しいものです。
本殿の鰹木

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