有名度
関脇宗像大社 中津宮
むなかたたいしゃ なかつぐう
福岡県宗像市大島1811
七夕伝説発祥の地である 中津宮
更新日:2026年10月31日
宗像三女神を祀る総本社
福岡県宗像市に鎮座する宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、九州本土の辺津宮という三宮からなる神社です。全国各地に鎮座する宗像三女神を祀る神社の総本社として知られています。宗像大社の歴史は『日本書紀』神代の巻にも記されるほど古く、全国の神社のなかでも特に由緒ある神社のひとつです。
航海の安全を守る神として古くから信仰されてきましたが、現在ではあらゆる道の守護神として、全国的に信仰を集めています。
これら三宮を地図上で見ると、辺津宮を起点としてほぼ一直線上に並んでいることも興味深い点です。
また2017年には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されました。

七夕伝説発祥の地である「中津宮」
福岡県最大の島である大島に鎮座する中津宮は、宗像大社を構成する三宮のひとつで、宗像三女神の湍津姫神を祀っています。大島港からほど近い高台に社殿が建ち、海を隔てた九州本土の辺津宮と向かい合うように鎮座しています。
中津宮は七夕信仰との深い関わりでも知られています。境内を流れる「天の川」を挟むように牽牛神社と織女神社が鎮座し、古くから七夕祭が受け継がれてきました。大島に伝わる七夕信仰は非常に古く、江戸時代の記録にも七夕祭の様子が残されています。
さらに御嶽山の山頂には、中津宮の摂社である御嶽神社が鎮座しています。古代祭祀が営まれた御嶽山祭祀遺跡と重なる神聖な場所であり、現在も中津宮から山頂へと続く参道を通して参拝できます。山頂付近からは大島周辺の海を広く望むことができ、天候などの条件に恵まれれば、沖ノ島の方向を望むこともできます。
古代の祭祀遺跡を残す御嶽山、その麓に鎮座する中津宮、そして海の彼方にある沖ノ島。中津宮は、宗像三女神への信仰が海と島を結びながら受け継がれてきたことを実感できる、宗像大社ならではの場所です。
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アクセス方法
中津宮は玄界灘に浮かぶ大島に鎮座しているため、参拝には神湊港から船を利用します。九州本土側の神湊港渡船ターミナルから大島港へ、市営渡船のフェリー「おおしま」と旅客船「しおかぜ」が運航しています。

参拝ルート
宗像大社は辺津宮、中津宮、沖津宮の三宮からなりますが、三宮を巡る順序に決まりはありません。ただし、沖ノ島は島そのものが信仰の対象とされ、現在は一般の上陸が認められていないため、沖津宮を直接参拝することはできません。そのため三宮を巡る場合は、まず九州本土の辺津宮を参拝し、神湊港から大島へ渡って中津宮を参拝したあと、大島北部にある沖津宮遥拝所から沖ノ島を遥拝するルートがおすすめです。
また、辺津宮には第一宮の市杵島姫神に加え、第二宮に田心姫神、第三宮に湍津姫神が祀られています。第二宮は沖津宮、第三宮は中津宮の御分霊を祀る社で、三宮を巡ることが難しい場合でも、辺津宮で宗像三女神をあわせて参拝できます。

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