能楽殿 | 住吉神社 - 神社ファン

有名度

関脇

住吉神社

すみよしじんじゃ

福岡県福岡市博多区住吉3丁目1−51

能楽殿

更新日:2025年6月30日

戦前の劇場建築を受け継ぐ舞台として名をはせる

住吉神社の境内にある能楽殿は、大正時代に警固神社の能楽堂が老朽化し、演能が不可能となったため、1935年(昭和10年)頃、能楽関係者が、住吉神社境内に新たな能楽堂の建設を計画し、多数の寄付を得て、1938年(昭和13年)秋に落成したものです。
能楽殿
木の温もりあふれる総ひのき造りが特徴で、内部の能舞台は伝統的な様式を守り、格式と風格をもった造りです。
舞台の三辺には白い砂利を敷いた白洲を巡らせ、そのうち二辺を見所が囲んでいます。見所は北側四段、東側三段の高低のある板床敷きで、さらに貴賓席を設けた珍しい形式です。「大阪より以西なら住吉」と讃えられるほどの名舞台と言われています。
また、舞台の背面と側面に描かれる老松、若竹は、福岡市生まれで、帝展委員を
つとめた水上泰生(明治10年~昭和26年)が画いたものです。現代能楽堂では椅子席が一般的であるのに対し、このような舞台と見所の構成は数少ないものです。
戦前の木造の劇場建築が全国的にも珍しく、福岡市有形文化財に登録。狂言や能だけでなく、講演会やコンサートなど幅広いシーンで活用されています。
能楽殿 入口

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