放生会 | 筥崎宮 - 神社ファン

有名度

関脇

筥崎宮

はこざきぐう

福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1

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放生会

更新日:2026年7月25日

博多三大祭りの一つである一番大切なお祭り

毎年9月12日から18日までの7日間にわたり開催される放生会(ほうじょうや)は、千年以上の歴史を誇る筥崎宮最大の祭礼です。「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」という放生会の精神は、今も変わることなく受け継がれています。
祭りの期間中は、生き物の霊を慰め感謝を捧げる供養祈願祭をはじめ、稚魚や鳩を野へ放つ「放生」、お茶を神前へ供える献茶式など、さまざまな神事が執り行われます。また、奇数年には三基の神輿が市内を巡る御神幸行列も行われ、華やかな時代装束や神輿行列が秋の博多を彩ります。
放生会の様子
参道には約500軒もの露店が立ち並び、お化け屋敷をはじめとする昔ながらの見世物も登場します。期間中の参拝者は多い年には100万人を超え、境内は連日多くの人でにぎわいます。春の博多どんたく、夏の博多祇園山笠とともに「博多三大祭り」に数えられ、博多の秋を代表する風物詩として市民に親しまれています。

筥崎宮おはじきとして復活を遂げた縁起物

放生会で人気を集める授与品の一つが「筥崎宮おはじき」です。
もともと博多には、粘土を型に入れて素焼きした「博多おはじき」と呼ばれる郷土玩具がありました。その伝統を受け継ぎ、放生会限定の「放生会おはじき」として販売されていましたが、一時販売が中止となります。その後、博多人形師の団体「白彫会」の手によって「筥崎宮おはじき」として復活しました。
筥崎宮おはじき
現在は全20種類が用意され、筥松や楼門、放生会の露店、池島殿わらじなど、筥崎宮にゆかりのあるものが愛らしいおはじきとして表現されています。毎年楽しみにしている参拝者も多く、放生会ならではの縁起物として人気を集めています。
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放生会名物として愛される葉付きの新しょうが

放生会といえば、葉付きの新しょうがも欠かせない名物です。
境内には採れたての葉付き新しょうがを販売する露店が並び、甘酢漬けや炊き込みご飯、そばやうどんの薬味など、さまざまな料理に用いられます。放生会の時期になると新しょうがを買い求める人も多く、博多の秋の味覚として親しまれています。
放生会名物新しょうが
もう一つの名物が、長崎土産として知られるガラス製のおもちゃ「チャンポン」です。放生会では、福岡県内の職人が一つひとつ手作りしたチャンポンに、筥崎宮の巫女などが絵付けを施したものも販売されています。澄んだ音色と色鮮やかな絵柄が特徴で、放生会ならではのお土産として多くの人に愛されています。

神事の厳かな雰囲気と、露店や名物グルメが織りなす賑わいを同時に楽しめる放生会は、博多の秋を代表する祭りです。千年以上受け継がれてきた伝統と活気を体感できる、筥崎宮を訪れるならぜひ一度は見ておきたい祭礼です。

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