国の重要文化財 楼門 | 筥崎宮 - 神社ファン

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関脇

筥崎宮

はこざきぐう

福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1

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国の重要文化財 楼門

更新日:2026年7月25日

福岡県内唯一の国指定重要文化財の楼門

楼門は、文禄3年(1594)に筑前国主・小早川隆景の寄進によって建立された重層門です。三間一戸、入母屋造、檜皮葺による重厚な姿を今に伝え、筥崎宮を象徴する建造物の一つとして参拝者を迎えています。その歴史的・建築的価値は高く評価され、国の重要文化財に指定されています。福岡県内で国の重要文化財に指定されている楼門は筥崎宮のみであり、安土桃山時代の建築様式を伝える貴重な文化財として知られています。
楼門
また、楼門の扉には江戸時代の名匠・左甚五郎の作と伝わる太閤桐の紋様彫刻が施されているほか、深く張り出した屋根や力強い木組みなど、細部にも見どころが数多く残されています。参道から見上げるだけでなく、門の近くまで足を運んで細かな彫刻や建築意匠を観察すると、その美しさをより感じることができます。

敵国降伏の扁額

楼門の楼上には、筥崎宮を象徴する「敵国降伏」の扁額が掲げられています。
楼門の「敵国降伏」扁額
「敵国降伏」は、もともと平安時代に醍醐天皇が奉納した宸筆に始まり、その後も歴代天皇が宸筆を奉納したと伝えられています。しかし、蒙古襲来によって社殿とともに焼失したため、現在掲げられている扁額は、社殿再建に尽力した亀山上皇の宸筆を、小早川隆景が楼門建立の際に謹写・拡大して掲げたものとされています。
楼門 斜め
一見すると勇ましい言葉にも思えますが、「敵国降伏」とは武力によって相手を打ち負かすことではなく、自らの徳によって相手が自然と心服するという平和の理念を表した言葉です。このことから楼門は「伏敵門」とも呼ばれ、筥崎宮を代表する象徴として広く知られています。
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楼門から拝殿へ

筥崎宮では、楼門をくぐると正面に拝殿、その奥に本殿が鎮座しています。楼門越しに拝殿を望む景観は、筥崎宮を代表する風景の一つです。
参拝の際はそのまま通り過ぎるのではなく、建立から430年以上受け継がれてきた建築美や、楼上に掲げられた「敵国降伏」の扁額、扉の彫刻などにも目を向けると、筥崎宮の歴史と文化をより深く感じることができるでしょう。
一般の参拝では、この楼門をくぐって拝殿・本殿へ向かいます。門越しに望む拝殿は筥崎宮を代表する景観の一つであり、参拝前には楼門の壮麗な建築や「敵国降伏」の扁額にもぜひ注目してみてください。
楼門からみえる拝殿

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