亀山上皇尊像奉安殿 | 筥崎宮 - 神社ファン

有名度

関脇

筥崎宮

はこざきぐう

福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1

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亀山上皇尊像奉安殿

更新日:2026年7月26日

筥崎宮と縁の深い亀山上皇の木彫原型を安置する奉安殿

絵馬殿の近くに建つ亀山上皇尊像奉安殿には、博多区・東公園に建つ亀山上皇銅像の原型となった木彫像が安置されています。通常は銅像そのものに注目が集まりますが、その原型を間近で拝観できる全国的にも珍しい施設であり、筥崎宮を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい見どころの一つです。
像のモデルとなっているのは、鎌倉時代に二度にわたる元寇に際し、「我が身を以て国難にかわらん」と誓い、筥崎宮で敵国降伏を祈願したことで知られる第90代・亀山上皇です。この祈願は筥崎宮の「敵国降伏」の扁額にもつながる逸話として広く知られ、神社の歴史を語るうえで欠かせない出来事となっています。
亀山上皇尊像奉安殿
この木彫像は、亀山上皇の功績を顕彰するため、明治37年(1904)に福岡県出身の彫刻家・山崎朝雲によって檜材から制作されました。高さ約6m、重さ約1tにも及ぶ堂々たる大作で、力強く前方を見据える姿からは、国の安泰を願った亀山上皇の強い意志が感じられます。
完成した銅像は現在、博多区の東公園に建っていますが、その原型となった木彫像が良好な状態で現存していることは極めて珍しく、通常は銅像完成後に失われることが多い原型が残されている点でも貴重な文化財です。その価値が認められ、木彫像は福岡県指定有形文化財に指定されています。
亀山上皇尊像
奉安殿の拝観時間は毎日9時から16時までです。筥崎宮が元寇と深く結び付く神社であることを学んだ後に訪れると、亀山上皇が国難に立ち向かった歴史をより身近に感じることができます。東公園の銅像と見比べながら鑑賞すれば、原型ならではの木彫の質感や細やかな造形もじっくり楽しめるでしょう。

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