高燈籠 | 筥崎宮 - 神社ファン

有名度

関脇

筥崎宮

はこざきぐう

福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1

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高燈籠

更新日:2026年7月25日

かつての海と陸地との境を表す石造りの燈籠

参道の入口にどっしりと建つ高燈籠は、高さ約6mを誇る石造りの燈籠です。現在では市街地の中に建っていますが、かつては博多湾を望む海辺に位置し、港町・箱崎を象徴する存在でした。長い年月にわたり、海とともに歩んできた筥崎宮の歴史を今に伝えています。燈籠の上部は木造で、文化14年(1817)に造られました。かつては実際に火を灯して使用され、博多湾で漁業を営む箱崎の漁師たちが港へ戻る際の目印として親しまれていました。当時は現在のような航海機器がない時代であり、高燈籠は夜間に海上から位置を確認するための大切な目印でもありました。夜に火を灯す際には、漁師たちが交代で火の番を務めていたというエピソードも残されており、地域の人々の暮らしと深く結び付いていたことがうかがえます。
高燈籠
現在の燈籠は昭和43年(1968)に改築されたものですが、その姿は往時の面影を受け継いでいます。参道へ向かう参拝者を迎えるだけでなく、港町・箱崎の歴史を象徴する建造物として大切に保存されています。
また、高燈籠が現在の国道3号線沿いに建っていることからも、かつての海岸線を知ることができます。現在は昭和初期の埋め立てによって市街地となっていますが、それ以前は国道3号線より北側一帯が海でした。つまり、高燈籠が建つ場所は、かつて海と陸地との境にあたり、海から筥崎宮へ向かう人々を迎える玄関口でもあったのです。
現在の街並みからは想像しにくいものの、高燈籠を前にすると、かつて博多湾を行き交う船や漁師たちの姿、そして海辺に鎮座する筥崎宮の往時の景観に思いを馳せることができます。単なる石燈籠ではなく、港町・箱崎の歴史や人々の暮らし、海とともに歩んできた筥崎宮の歴史を今に伝える貴重な見どころです。

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