宝篋印塔 | 大山祇神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山祇神社

おおやまづみじんじゃ

愛媛県今治市大三島町宮浦3327

宝篋印塔

更新日:2026年2月17日

鎌倉時代に奉納された宝篋印塔

宝物館へ続く道の途中には、3基の宝篋印塔が並んでいます。宝篋印塔とは、宝篋印陀羅尼という経文を納めるために建てられた仏塔の一種です。のちに供養塔や墓碑塔としても建てられるようになりました。笠の四隅に突起があるのが特徴です。
宝篋印塔
これらの宝篋印塔は、鎌倉時代中期の僧侶・一遍が奉納したと伝わります。一遍は伊予国の豪族・河野氏の出身であり、時宗の開祖として知られている人物です。河野氏は代々大山祇神社を氏神として崇敬してきた一族で、一遍も1288年(正応元年)に大山祇神社へ3日間参籠したことが記録に残されています。3基とも花崗岩で作られており、1904年(明治37年)に国の重要文化財に指定されました。
中央の塔は高さ約4メートルで、四国最大の宝篋印塔です。造立年代は不明ですが、文保2年(1318年)以前と推定されており、県内最古の宝篋印塔と考えられています。左側の塔は高さ約3メートルで、石工名が判明する県内の石造塔としては最も古いものです。右側の塔も高さ約3メートルで、造立年代は不明ですが、他の2基より新しく鎌倉時代後半の造立と考えられています。
宝篋印塔の中央の塔

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