高橋由一館 | 金刀比羅宮 - 神社ファン

有名度

大関

金刀比羅宮

ことひらぐう

香川県仲多度郡琴平町892-1

高橋由一館

更新日:2025年7月10日

高橋由一館

日本洋画の開拓者「高橋 由一」
金刀比羅宮の境内に建つ「高橋由一館」も見どころのひとつでしょう。高橋由一は、1828年の江戸時代後期に生まれた洋画家で、「日本洋画の開拓者」「幕末明治の巨人」と称された人物です。本格的な西洋の油絵技法を習得した、日本で最初の洋画家とも言われています。東京藝術大学所蔵の重要文化財「鮭」や「花魁」などの有名な作品を生み出しました。
高橋由一館
金刀比羅宮と高橋由一の関係は深く、宮が所蔵する油絵27点は、第19代宮司 琴陵宥常が由一の画塾「天絵舎」を支援するために購入したものです。
1879年(明治12年)、金刀比羅宮で琴平山博覧会が開催されました。明治時代は日本各地で博覧会が頻繁に開催されていましたが、琴平山博覧会は規模が大きく、出品点数は8万2千余点にも及びました。これは、東京の上野で行われた第一回内国博覧会にも劣らない出品数です。
また期間中は、鉄道が無い時代にもかかわらず、27万人近くの入場者で賑わったと言われています。
この博覧会に向けて、高橋由一は自らが主催する画塾の拡張資金融資を得るため、「二見ヶ浦」と「貝図」を始めとした35点の油絵を金刀比羅宮に奉納しました。これらの作品は琴平山博覧会で展示されたと伝わります。
さらに1880年(明治13年)12月から1881年(明治14年)1月中旬まで、由一は琴平に滞在し、「琴平山遠望」「琴平山下石淵川の図」「深見速雄像」「琴陵宥常像」を描きました。このうち「深見速雄像」と「琴平山下石淵川の図」の所在は不明であり、現在も分っていません。「琴陵宥常像」も行方不明でしたが、2001年(平成13年)に宮司の屋敷から発見され、大きなニュースとなりました。
現在、高橋由一館では、所蔵の27点から約20点を選んで展示しており、定期的に展示替えを行っています。
高橋由一館 入口

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