宝物館 | 金刀比羅宮 - 神社ファン

有名度

大関

金刀比羅宮

ことひらぐう

香川県仲多度郡琴平町892-1

宝物館

更新日:2025年7月10日

金刀比羅宮に伝わる宝物類

金刀比羅宮の宝物館は、日本最初期の博物館のひとつです。1905年(明治38年)に建てられたこの建物は、当初「金刀比羅宮 博物館 一号館」と呼ばれていました。
設計を担当したのは文部省技師の久留正道です。彼は1893年のシカゴ万博で日本館も設計しており、その建物を見た建築家フランク・ロイド・ライトが日本建築の素晴らしさに気づいたと言われています。
宝物館は2階建ての石造りの建物で、和風と洋風を融合させた重厚な外観が特徴です。アーチ型の窓が設けられ、屋根は入母屋造り本瓦葺き、玄関の唐破風は銅板で葺かれています。
日本の伝統的な建築様式に西洋の設計を取り入れた初期の例として高く評価されており、1996年(平成8年)に国の登録有形文化財に指定されました。
なお、1894年(明治27年)に片山東熊によって建設された奈良国立博物館も、日本の最初期の博物館のひとつに数えられています。
宝物館
館内では、金刀比羅宮の宝物類が展示されています。特に国の重要文化財である「十一面観音立像」や、重要有形民俗文化財である「「象頭山社頭並大祭行列図屏風」は必見です。
平安時代に造られたとされる「十一面観音立像」は、高さ1.44メートル、一本の檜の木から造られています。元々は金刀比羅宮の別当寺である金光院の観音堂の本尊でした。残念ながら台座や持物は失われていますが、全身の彩色がよく残っており、彫りの美しさも際立っています。香川県内の仏像のなかでも優れた作品のひとつとして評価されています。
「象頭山社頭並大祭行列図屏風」は、通称「祭礼図屏風」とも呼ばれる屏風です。1702年の本社屋根葺き替えを記念して描かれました。
例大祭である「金毘羅大権現の大会式」当日の様子を描いた六曲一双の作品で、左隻には境内の様子、右隻には門前町の様子が描かれています。
宝物館 入口

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