鼓楼・清塚 | 金刀比羅宮 - 神社ファン

有名度

大関

金刀比羅宮

ことひらぐう

香川県仲多度郡琴平町892-1

鼓楼・清塚

更新日:2026年3月31日

時を告げる鼓楼

一之坂を上った先、大門手前に建つのは「鼓楼(ころう)」です。入母屋造、屋根は瓦葺の建築物で、末広がりの袴腰が付いています。鼓楼としては珍しい二重屋根が特徴の建築物です。1710年の江戸時代に造られたと伝わります。
石段から見上げた鼓楼
この鼓楼は、その形状がまるで城のように見えることから「琴平城」とも呼ばれています。また時太鼓が備えられており、朝と夕方には、時を告げる音が周囲に鳴り響きます。
大門からみた鼓楼

清少納言の墓と伝わる「清塚」

鼓楼の脇には、清塚と呼ばれる石碑が立っています。これは清少納言ゆかりの塚と伝えられています。清少納言は、平安時代中期の女流作家です。平安文学の代表作のひとつである『枕草子』の作者であり、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」にも登場しました。
晩年に四国へ渡り、金刀比羅宮にも参拝したと言われています。そして最終的に、この地で亡くなったという言い伝えが残されています。
清塚
この清塚のエピソードをご紹介させていただきます。
鼓楼の建築中のことです。土地を平らにする作業中に塚石が発見されましたが、残念ながらすでに壊してしまった後だったと言われています。
その夜、近隣の住民や、当時の金光院八代別当である宥山の夢枕に清少納言が現れ、歌を詠んだといいます。壊してしまった塚石は、実は清少納言のお墓だったのです。その後、弘化元年(1844年)、金光院18代別当の宥黙が、この古い言い伝えが失われないよう、清塚を建立したと言われています。

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