多宝塔 | 厳島神社 - 神社ファン

有名度

横綱

厳島神社

いつくしまじんじゃ

広島県廿日市市宮島町1-1

多宝塔

更新日:2025年7月3日

神仏習合を今に伝える多宝塔

嚴島神社から南西の方角、宝物館裏手の高台には多宝塔が建っています。1523年に、僧「周歓」によって建立されたと伝わる三間多宝塔で、高さは15.6メートル、屋根はこけら葺です。かつては、多宝院と呼ばれる寺の付属施設だったと伝わります。神仏習合時代は薬師如来像をお祀りしていましたが、明治時代の神仏分離令によって大願寺に遷されました。
豊国神社や五重塔と同様に、神仏習合時代を象徴する貴重な建築物であり、1901年(明治34年)には国の重要文化財に指定されました。
多宝塔Daderot(wikipedia CC0)
多宝塔は純和様を基調とした塔ですが、細部に禅宗様も見ることができます。屋根は方形で、下層の屋根の上にはまんじゅう形の亀腹(かめばら)があり、そのため上層の柱は円形に配列されています。軸部まわりの組物も円形です。また上層の組物は放射状に配置されており、軒桁で方形に取り合わせています。
多宝塔から見た厳島神社と五重塔
多宝塔は、嚴島神社をはじめ、海に建つ大鳥居や五重塔などを望むことができる絶景スポットでもあります。また春には桜が咲き誇る名所としても知られています。ぜひ、こちらの多宝塔にも足を運んでみてください。

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