能舞台 | 厳島神社 - 神社ファン

有名度

横綱

厳島神社

いつくしまじんじゃ

広島県廿日市市宮島町1-1

能舞台

更新日:2025年7月3日

日本で唯一、海中に建つ能舞台

御本社の西側、参拝順路に従って西廻廊を進むと、右手側に能舞台を見ることができます。国内で唯一、海の上に建てられた能舞台です。1568年に毛利元就が設けた仮の舞台に、能役者「観世太夫」を招いて能を奉納したことが始まりだと言われています。現在の能舞台は、1680年に広島藩主であった浅野綱長によって再建されました。1899年(明治32年)には、橋掛と能楽屋とともに国の重要文化財に指定されています。能舞台には立ち入ることができないため、西廻廊からその姿をご覧ください。
能舞台
能舞台は桁行、梁間とも一間、切妻造の妻正面で、屋根は檜皮葺です。天神社と同じく素木造の建物で、同吟座が広く笛柱が独立しているのが特徴です。一般的な能舞台は、共鳴のため床下にいくつかの甕を置き音響効果を高めていますが、嚴島神社の能舞台は海の上に建つため甕を置くことができません。そのため床下に空間をつくり、能舞台全体に音が反響するように工夫されています。また1991年に起こった台風19号では、能舞台が倒壊するという甚大な被害を受けました。修復作業によって、柱4本のうち3本が取り換えられています。
能舞台アップ

桃花祭御神能

毎年4月16日から18日の3日間、嚴島神社の能舞台では桃花祭神能が行われます。日本全国から集まった能楽師や狂言師が、嚴島神社に伝わる能衣装と面を身にまとい、桃花祭の法楽としてさまざまな演目を奉納する神事です。
桃花祭御神能
16日と18日は喜多流、17日は観世流の能が奉納されます。時には、他の流派が加わることもあります。当日は朝から夕方まで、能と狂言の演目が休むことなく披露されるのが特徴です。神事の3日間は「五番能」が演能され、初日と2日目のみ能楽の演目「翁」が演じられます。また舞台と廻廊には仮設の桟敷席が設けられ、自由に鑑賞することができます。

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