日本三大木造の大鳥居 | 厳島神社 - 神社ファン

有名度

横綱

厳島神社

いつくしまじんじゃ

広島県廿日市市宮島町1-1

日本三大木造の大鳥居

更新日:2025年7月3日

日本三大木造鳥居のひとつ

嚴島神社の見どころのひとつに、海上に浮かぶ朱色の大鳥居が挙げられるのではないでしょうか。御本社の拝殿から108間(約200メートル)離れた玉御池の前に建てられており、別名「朱丹の大鳥居」とも呼ばれています。高さは約16.6メートル、幅は約10.9メートル、重さは60トンあまり、木造海中鳥居としては日本一の大きさを誇る大鳥居です。奈良の春日大社や敦賀の氣比神宮の大鳥居とともに「日本三大木造鳥居のひとつに数えられています。
海上からの大鳥居 正面
歴史は古く平安時代末期に平清盛が創建したと伝わりますが、その後何度か倒壊しており、現在の鳥居は1875年(明治8年)に造替された9代目になります。1899年(明治32年)には国の重要文化財、1996年(平成8年)には世界文化遺産「厳島神社」を構成する文化財のひとつとして登録されました。
干潮時の大鳥居 斜め
実は、この大鳥居の4つの袖柱は地中に埋められておらず、笠木と島木の内部に詰められた約7トンの重石が倒壊を防いでいます。土台には千本杭と呼ばれる松杭が海底に打ち込まれており、その上に大鳥居が置かれています。波の強い時にはわずかに浮くこともあるそうです。
2本の主柱には、樹齢500年以上の楠が使用されています。虫に強く腐りにくい木だと言われていますが、海中部分は根継ぎが行われています。
大鳥居の笠木 太陽と月
大鳥居の笠木の断面にもご注目ください。東側には太陽、西側には三日月が描かれています。境内の石灯籠にも「太陽と月」が用いられており、陰陽道が関係するという説もありますが、詳細は分かっていません。
また扁額は、社殿側と沖側の2枚が掲げられており、社殿側には「伊都岐島(いつきしま)神社」、沖側には「嚴嶋(いつくしま)神社」と筆書きされています。どちらも有栖川宮熾仁親王の染筆です。
大鳥居の扁額 社殿側と沖側
また大鳥居には、干潮時には歩いて近くまで行くことができます。満潮時は、ろかい舟をご利用ください。潮位は200センチを超すこともあり、かつては舟から大鳥居をくぐり、嚴島神社を参拝していました。
海上の船と大鳥居
干潮と満潮は、1日2回、約12時間ごとに繰り返されます。季節や日によって異なるため、訪れる際は事前に時間や潮位を調べておくことをおすすめします。
島側からの干潮時の大鳥居

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