七十五膳据神事 | 吉備津神社 - 神社ファン

有名度

関脇

吉備津神社

きびつじんじゃ

岡山県岡山市北区吉備津931

七十五膳据神事

更新日:2025年10月6日

七十五膳据神事は、吉備津神社で春と秋に行われる大祭の献饌行事で、岡山県下三大祭のひとつに数えられています。備中の国内から、新穀をはじめとする産物を、吉備津神社に献納し感謝する祭りです。現在は5月と10月の第二日曜日に斎行されています。
まず祭りの前日までに、廻廊の端にある御供殿で七十五膳やその他の神饌、神宝類、奉供物が準備されます。膳には黒漆塗りの御掛盤、平膳、高杯、瓶子などの種類があるのが特徴です。春は白米、秋は玄米を蒸して円筒形に作った御盛相(おもっそう)を中心に、鯛や時節の山海の珍味が盛り付けられ、柳の箸が添えられます。
当日は小忌衣を身にまとった百数十人の奉仕者が行列を作り、午前11時頃に御供殿を出発します。七十五の膳やその他の供物を持った人々が、廻廊を粛々と進む姿は必見です。
南随神門で一旦立ち止まり、宮司が随神門の神に祝詞を奏上した後、本殿へと向かいます。本殿では伝供役が供物を受け取り、祭員が所定の場所に献供し、その後、宮司の祝詞奏上、玉串奉奠を経て、午後1時頃に退下となります。
この七十五膳の「七十五」という数については諸説ありますが、村落数が七十五あり各村から一膳ずつ献供したという説が有力です。これは御祭神が温羅を退治して凱旋した時の模様を表していると考えられているためです。

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