犬養木堂像 | 吉備津神社 - 神社ファン

有名度

関脇

吉備津神社

きびつじんじゃ

岡山県北区吉備津931

犬養木堂像

更新日:2025年10月6日

吉備津神社とゆかりの深い総理大臣

参拝者用の駐車場には、第29代内閣総理大臣を務めた犬養毅(雅号:木堂)の銅像が建てられています。
犬養毅像
犬養毅は1855年(安政2年)に備中国賀陽郡庭瀬村(現岡山市北区川入)で生まれ、慶應義塾で学んだ後、西南戦争の従軍記者を経て政界入りしました。大隈重信が結成した立憲改進党に加わり、大隈の側近として重要な役割を果たすようになったと伝わります。
1890年(明治23年)に36歳で衆議院議員となり、文部大臣、逓信大臣を歴任。1929年(昭和4年)に政友会総裁、1931年(昭和6年)に総理大臣に就任しましたが、翌年の五・一五事件で海軍将校に暗殺され、78歳でその生涯を閉じました。事件の際に青年将校と交わされた「話せばわかる」という言葉はよく知られています。
犬養毅が書いた社号標がある吉備津神社入口
犬養毅が吉備津神社と深いつながりを持つのは、犬養家の遠祖が南随神門に祀られている犬飼健命であると伝えられているためです。犬飼健命は大吉備津彦命の随神(家来)で、温羅退治に活躍した神として知られています。このことから犬養毅は吉備津神社を篤く崇敬しました。現在も境内入口にある「官幣中社 吉備津神社」の社号標は犬養毅の揮毫によるものです。社号標の脇には「犬養毅書」と書かれています。

犬養木堂記念館と生家

吉備津神社から南方、車で約10分の場所にある、犬養毅ゆかりの施設も必見です。
犬養木堂記念館は1993年(平成5年)に開館し、犬養毅の遺品や写真、手紙、書などを展示しています。鉄筋コンクリート造平屋建てで、なまこ壁と焼板壁に囲まれた路地の両側に展示室が配置されています。瀬戸内海をイメージした白砂の日本庭園も整備されており、入館料は無料です。
旧犬養家住宅Reggaeman(wikipedia CC 表示-継承 3.0)
記念館に隣接する旧犬養家住宅は犬養毅の生家で、国の重要文化財に指定されています。犬養家は代々大庄屋や郡奉行を務める旧家で、現在の建物は正徳年間(1711~1716年)に建て替えられた時の姿に復元されています。主屋は南向きで、居室まわりは屋根を一段下げてしころ葺きとし、縁側を回した構造となっており、大庄屋の家にふさわしい風格を示しています。

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