いちょう御神木 | 吉備津神社 - 神社ファン

有名度

関脇

吉備津神社

きびつじんじゃ

岡山県岡山市北区吉備津931

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いちょう御神木

更新日:2026年11月3日

吉備津神社のシンボル

本殿・拝殿の向かい側にそびえ立つ大イチョウは、吉備津神社の見どころのひとつです。幹周4.4m、樹高24.8mという堂々とした御神木で、樹齢は約600年と伝えられています。吉備津神社の公式サイトでも境内を代表する大銀杏として紹介されており、毎年11月初め頃から黄葉します。
いちょう神木
樹齢約600年ということは、現在の国宝・本殿と拝殿が再建された1425年(応永32年)とほぼ同じ時代から、この場所で時を重ねてきたことになります。現在の本殿・拝殿も2025年に再建600年を迎えており、境内の歴史を象徴する社殿と大イチョウが向かい合うように立っているのも印象的です。
春から夏にかけては青々とした葉を茂らせますが、秋になると一変し、巨大な樹冠が鮮やかな黄金色に染まります。本殿・拝殿のすぐ近くに立っているため、国宝の社殿と黄葉した大イチョウを一緒に眺められるのも、この時期ならではの魅力です。なお、これほど大きなイチョウですが、吉備津神社によると銀杏の実はならないとのことです。
紅葉した黄金色のいちょう神木
イチョウは非常に古い時代から地球上に存在してきた植物で、「生きた化石」とも呼ばれています。寿命が長く、樹齢数百年に達する巨木もあることから、寺社の境内でも長い年月にわたって大切に守られてきました。また、火に比較的強く、材は加工しやすいうえに狂いが少ないなど、古くから人々の暮らしとも深く関わってきた樹木です。
吉備津神社では、この大イチョウの葉が御朱印帳の意匠にも取り入れられており、境内を象徴する存在のひとつとなっています。1988年(昭和63年)3月1日には岡山市の保存樹に指定されました。岡山市の保存樹制度は、健全で樹容が美観上特に優れた樹木などを指定して保全する制度で、現在の市の一覧にも吉備津神社のイチョウは指定番号39、幹周4.4m、樹高24.8mとして登録されています。
岡山市の保存樹が記されたいちょう神木
約600年にわたって吉備津神社の境内に立ち続けてきた大イチョウは、秋の美しさだけでなく、国宝の本殿・拝殿とともに長い歴史を見守ってきた御神木です。吉備津神社を秋に訪れるなら、ぜひ黄葉した姿を見ておきたい場所です。

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