有名度
関脇熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ
和歌山県田辺市本宮町本宮1110番地
例大祭
更新日:2025年7月17日
熊野本宮大社最大のお祭り
熊野本宮大社では、毎年4月13日から15日にかけて例大祭が行われます。年間を通して数多くの祭典が執り行われますが、その中で最も重要で大規模なお祭りです。例大祭は4 月 13 日の「湯登神事」から始まります。和歌山県の無形民俗文化財に指定されている神事です。神の依代(よりしろ)である12名の稚児が、湯峯温泉で身を清めます。その後、ウマ役の父親が稚児を肩車したまま熊野古道大日越えを行い、大斎原へと向かうのだそうです。距離にして約3.4キロ、険しい山道を進みます。また各拝所では、八撥神事(やさばきしんじ)と呼ばれる稚児舞楽を奉納するそうです。
稚児の額に朱色で書かれている「大」という文字は、神さまが降臨した印であり、稚児が神聖な存在であることを表しています。そのため、神事以外で地面に足を降ろしてはいけないそうです。また熊野本宮大社にお祀りされている神さまは12柱であることから、稚児の数も12名と定められています。
13日の夕方に行われる「宮渡神事」は、15日の祭礼を神前に報告するとともに、無事に執り行われることを祈念する神事です。神職を始め稚児や総代などの人々が行列を組み、御旅所を巡ります。
14日には船玉大祭と前夜祭も行われます。船玉大祭は、豊漁と海上の安全を祈願する祭典です。
15日には本殿祭が行われます。例大祭のなかで最も重要な祭典であり、ご祭神の神徳を称え、国家の安泰と国民の平安を祈念するそうです。
その後は渡御祭(とぎょさい)が行われます。ご祭神の御霊を遷した神輿とともに、平安時代の衣装をまとった総勢400人もの人々が行列を組んで御旅所を巡ります。氏子は神輿を揺らしながら担ぎ、その前後には、花の窟神社から迎えた花飾りが行列を彩ります。
神輿を揺らし、花を飾ることで「神さまが喜ぶ」と言われているのだそうです。行列が大斎原へと向かった後は、神職によって神事が行われます。その後は地元の子供たちによる大和舞や巫女舞の奉納、稚児たちによる御田植神事が行われます。修験者達による護摩焚きや、総代会による餅投げも行われるのだそうです。夕暮れになると大斎原から神社にもどり「還御祭」が行われ、これにて例大祭にかかわる行事が終了となります。

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