熊野牛王神符 | 熊野本宮大社 - 神社ファン

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関脇

熊野本宮大社

くまのほんぐうたいしゃ

和歌山県田辺市本宮町本宮1110番地

熊野牛王神符

更新日:2025年7月17日

起請文にも用いられた御神符

熊野牛王神符は熊野三山で配布される特別な御神符です。別名「オカラスさん」とも呼ばれています。カラス文字で書かれた神札であり、各社によってデザインが異なります。烏の配列によって文字を表していると言われていて、墨と木版で手刷されたものが熊野宝印として認められます。
熊野本宮大社の牛王神符Utudanuki (wikipedia CC 表示-継承 3.0)
熊野本宮大社の熊野牛王神符は、八十八の烏が描かれていて、「熊野山宝印」と記されています。様々なご利益があるとされ、台所のカマドの上に祀れば火難を除け、出入り口にお祀りすれば盗難を防ぎ、飛行機や船に乗る際に携帯すれば乗り物酔いなどの災難をまぬがれ、病床に敷けば、病気が平癒すると言われています。
鎌倉時代になると、御神符は誓約書として用いられるようになりました。さらに江戸時代には起請文の代わりとして扱われるようになりました。御神符の裏面に起請文を書くことで、熊野権現に対しても誓いを立てたことになります。万が一その誓約を破った場合は、熊野権現の使いであるカラスが一羽亡くなり本人も血を吐いて地獄に落ちると信じられてきたそうです。

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