本殿・御祭神・ご利益 | 熊野本宮大社 - 神社ファン

有名度

関脇

熊野本宮大社

くまのほんぐうたいしゃ

和歌山県田辺市本宮町本宮1110番地

本殿・御祭神・ご利益

更新日:2025年7月17日

熊野造の本殿

熊野本宮大社の本殿は、第一殿から第四殿まで横に一列に並んでいるのが特徴です。第一殿と第二殿は同じ建物であり、その隣に第三殿、第四殿と続きます。この建築様式は熊野造と呼ばれており、社殿ごとに別の神々がお祀りされています。
本殿 全体
参拝する順序は決められています。最初は第三殿、次に第二殿、第一殿、最後に第四殿の順になります。
かつて熊野本宮大社は熊野川中州の大斎原に鎮座していました。しかし1889年(明治22年)の大水害により、多くの建物が倒壊、流失し甚大な被害を受けました。第一殿から第四殿までの社殿3棟は、その被害を免れた上四社にあたるもので、1891年(明治24年)に現在の場所に遷座されました。3棟とも1995年(平成7年)に国の重要文化財に指定されています。

第一殿・第二殿(西御前・中御前)

本殿3棟のうち、向かって左側に建つのは第一殿と第二殿です。これらは結宮とも呼ばれ、さらに第一殿は西御前、第二殿は中御前とも称されています。
本殿 第一殿・第二殿(西御前・中御前)
江戸時代後期に建てられたと伝わる、桁行五間、梁間四間の大きさの建物です。入母屋造の建築様式で建てられており、屋根は檜皮葺で五間の向拝が設けられています。
正面の2箇所には木階が設けられており、内部は桁行3間、梁間1間の内陣を3室に分けており、その左右に夫須美大神と速玉大神をお祀りしています。夫須美大神の本地仏である千手観音は「現在を司る」、速玉大神の本地仏である薬師如来は「過去を司る」と言われています。

第三殿(証誠殿)

第一殿と第二殿の右隣に建つのが第三殿です。本宮または証誠殿とも呼ばれています。
本殿 第三殿(証誠殿)
こちらの社殿も江戸時代後期に建てられたと伝わります。柱間の桁行は三間、梁間の正面は一間、背面は二間の建物です。正面は切妻造の妻入で一間の向拝が設けられています。背面は入母屋造であり、屋根は格式高い檜皮葺です。第三殿には主祭神である家津美御子大神がお祀りされています。本地仏である阿弥陀如来は「来世を司る」と言われています。

第四殿(東御前)

第三殿の右隣に建つのが第四殿です。若宮または東御前とも呼ばれています。
本殿 第四殿(東御前)
第三殿と第四殿は同規模、同形式の社殿だと言われています。1810年の江戸時代後期に建てられた、柱間の桁行は三間、梁間の正面は一間、背面は二間の建物です。正面は切妻造の妻入で一間の向拝が設けられています。背面は入母屋造であり、屋根は格式高い檜皮葺です。第四殿には天照大神がお祀りされています。本地仏は十一面観音です。

ご利益

熊野本宮大社のご利益はいろいろありますが、「開運招福」や「衆災消除」のご利益が有名です。また「商売繁昌」のご利益も有名です。ほかにも「無病息災」や「交通安全」、「大漁満足」のご利益があります。

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