那智の樟 | 熊野那智大社 - 神社ファン

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関脇

熊野那智大社

くまのなちたいしゃ

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1番地

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那智の樟

更新日:2026年10月13日

樹齢850年の御神木「那智の大樟」と胎内くぐり

礼殿のすぐそばには、注連縄が張られた巨大な「那智の大樟(おおくす)」がそびえています。
樹齢約850年、樹高27m、幹回り約8.5mにもなる巨木で、枝張りは南北約25mに及びます。熊野那智大社の御神木として大切に祀られており、間近で見上げると境内を覆うように枝葉を広げる姿は圧巻です。
礼殿(拝殿)と那智の樟
この大樟は、平安時代末期の武将・平重盛が御手植えしたものと伝えられています。平重盛は平清盛の嫡男で、熊野三山造営の勅旨として熊野を訪れた際に、この樟を植えたと伝えられています。
1958年(昭和33年)4月1日には「那智の樟」として和歌山県の天然記念物に指定されました。平安時代から850年もの長い年月を経た現在も、熊野那智大社を代表する御神木として大切にされています。
那智の樟 正面
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大樟そのものを祀る「樟霊社」

熊野那智大社では、この大樟そのものを御神木として祀り、「樟霊社(しょうれいしゃ)」と呼んでいます。
長い年月を生きてきた大樟は根幹部が空洞になっており、その内部へ入って反対側へ抜ける「胎内くぐり」を体験できます。
樹齢850年という御神木を外から眺めるだけでなく、その内部を実際に通り抜けることができるのが那智の大樟の大きな特徴です。胎内くぐりは無病息災や長寿を願うものとして信仰を集めています。
胎内くぐり 入口

無病息災を願う「胎内くぐり」の方法

胎内くぐりをする際は、大樟のそばで護摩木または祈願絵馬を受け、願い事と氏名を記入します。それを手に持ち、大樟の根元に開いた入口から内部へ入ります。
樟の内部は狭く暗いため、前を歩く人との間隔を取りながら進みましょう。また、出口付近には急な階段があるため、足元には十分注意してください。
大樟の内部を通り抜けた後は、護摩木を護摩木掛けへ、祈願絵馬を絵馬掛けへ納めます。ここで納めた護摩木は、毎月18日に斎行される「権現講祭」で焚き上げられ、願い事が祈願されます。護摩木に願いを記して御神木の胎内をくぐり、最後に護摩木を納めるところまでが一連の参拝となっています。
樹齢850年の御神木の中を実際に通り抜け、無病息災や長寿を願うことができる胎内くぐりは、熊野那智大社ならではの貴重な体験です。境内を訪れた際には、ぜひ那智の大樟にも立ち寄ってみてください。
熊野那智大社 那智の樟と胎内くぐりの護摩木

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