大門坂 | 熊野那智大社 - 神社ファン

有名度

関脇

熊野那智大社

くまのなちたいしゃ

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1番地

大門坂

更新日:2025年7月18日

熊野古道の雰囲気を味わえる大門坂

大門坂とは、熊野古道中辺路の終着地であり、熊野那智大社へと続く旧参道のことです。かつて坂の上に大きな門があったことから「大門坂」との名がついたと言われています。大門坂入り口から熊野那智大社までは、距離にして約650メートル、杉並木に囲まれた267段の石段が続きます。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつであり、「日本の道100選」にも選ばれました。熊野詣が盛んに行われていた当時の面影を色濃く残す道であり、熊野那智大社への参拝路として今も人々に親しまれています。
大門坂石碑
大門坂の入り口に立つ「大門坂」と刻まれた石碑にご注目ください。熊野市神川(かみかわ)町のみで採掘される希少な石「那智黒石」で作られているそうです。熊野那智大社へは、この石碑横の道を進みます。途中、学者の南方熊楠が滞在した「大阪屋旅館跡」や、通行料を徴収した関所「十一文関跡」の看板を確認する事が出来ます。
夫婦杉663highland(wikipedia CC 表示 2.5)
やがて道の両側に「夫婦杉」と呼ばれる、巨大な杉の木が現れます。高さは約54.5メートル、胸高幹周は約8.5メートル、枝梁は約13メートルの迫力ある杉の木です。樹齢は800年と推定されています。
大門坂からの熊野古道の石畳
この夫婦杉を通り抜けると、木々に囲まれた石畳の道が広がります。杉や檜、楠木などが道の周りに立ち並んでおり、樹齢は約200年から300年と考えられているそうです。「那智山旧参道の杉並木」という名称で、和歌山県の天然記念物に指定されています。また道中には、熊野三山の御子神を祀る九十九王子のひとつ「多富気王子跡」を確認することができます。那智山に最も近い王子社跡だと言われているそうです。しばらく道を進むと表参道へと合流し、やがて熊野那智大社の礼殿へとたどり着きます。大門の入り口からおよそ30分の道のりです。

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