なで兎 | 大神神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大神神社

おおみわじんじゃ

奈良県桜井市三輪1422

なで兎

更新日:2025年7月17日

身体の痛みを和らげ願いを叶える兎

拝殿向かって左側にある参集殿の入り口には「なで兎」と呼ばれる兎の像が置かれています。青銅製の置物であり、撫でると身体の痛みを和らげ、願いを叶えてくれます。日時によっては順番待ちの行列ができる、大神神社のなかでも人気スポットのひとつです。
なで兎
1740年の江戸時代中期、一の鳥居前に鉄製の大灯篭が奉納されました。その大灯篭の火袋には兎の置物が飾られていたそうです。
一の鳥居前の街道は伊勢へと続く道であり、お伊勢詣りへ向かう人々をはじめ、大神神社や長谷寺への参詣者などで宿場町は大変賑わっていたと言われています。この大灯篭も道を行き交う人々の目を引いたのではないでしょうか。ところが昭和の時代に入ると、第二次世界大戦の戦局が悪化し、鉄製の大灯篭は国に供出するよう命じられてしまいます。しかし火袋を守っていた兎の置物と、その下にあった亀の置物は青銅製であったため供出をまぬがれたのだそうです。そしていつの間にかこの兎の置物を撫でると、ご利益をいただくことが出来ると言われるようになりました。
なで兎がある参集殿

大神神社と兎の関係

大神神社と兎には深い関係があります。例祭「大神祭」は第10代崇神天皇の御代の卯の日に始まったとされており、それ以来卯の日を神縁の日と定め重要なお祭りが行われてきました。
現在も毎月卯の日には、「卯の日祭」が行われます。卯の日が3回ある月は2番目の卯の日に、2回の月は最初の卯の日に祭りが行われ、国家の安泰と国民の平和を祈願しているのだそうです。
またご祭神である大物主大神と同一神である大国主神は、因幡の白兔を助けた神話でよく知られています。兎は大神神社と神縁が深い干支であり、そのため大灯篭の置物も兎の形をしていたと考えられています。
境内にある兎の参拝記念版

この記事を1人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

大神神社の人気記事