有名度
関脇大神神社
おおみわじんじゃ
奈良県桜井市三輪1422
摂社 活日神社
更新日:2025年7月17日
お酒の神をお祀りする「活日神社」
拝殿から参集殿をすぎて北に進んだ先の高台には大神神社の摂社「活日神社(いくひじんじゃ)」が西向きで鎮座しています。鳥居をくぐり石段をのぼった先にあるお社で、周囲には瑞垣が設けられています。

また崇神天皇に酒を捧げた際に「この酒は私が醸したのではなく、大物主神が醸したものです」と述べたという伝承も残されています。その酒は大変おいしく、崇神天皇は喜ばれたのだそうです。
活日神社は、古図では「一夜酒之社」と記されており、明治初期まで酒殿が近くに建っていたと伝わります。醸酒の道具も保管されていました。
また高橋活日命は、杜氏の先祖ともいわれています。現在も新酒の仕込みの際には、杜氏が蔵入りする前に活日神社へと参拝し、無事に勤めを終えて帰る際にも再びお参りするのが習わしです。
醸造安全祈願祭
毎年11月14日には、拝殿にて醸造安全祈願祭が行われます。別名「酒まつり」とも呼ばれる祭典です。大神神社のご祭神は酒造りの神としても信仰されており、そのご神徳を称えて新酒の醸造の安全を祈願します。当日は、全国から酒造家や杜氏などの酒造関係者が数多く参列するのだそうです。拝殿には四斗樽が積み上げられ、社頭ではお酒が振る舞われます。また祭典で披露される「うま酒みわの舞」は、高橋活日命の和歌に基づいた神楽であり、四人の巫女により奏上されるのだそうです。
祭典が終わった後には、醸造安全を願う赤い御幣と、酒屋のシンボル「しるしの杉玉」が、全国の酒造家や醸造元に与えられます。
また拝殿と祈祷殿に吊るされている大杉玉も、醸造安全祈願祭の前日に取り替えられるのだそうです。

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