摂社 天神社・七座社 | 石上神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

石上神宮

いそのかみじんぐう

奈良県天理市布留町384

摂社 天神社・七座社

更新日:2026年5月28日

天神社・七座社

石上神宮の境内には、摂社である「天神社(てんじんしゃ)」と「七座社(ななざしゃ)」が並んで鎮座しています。社殿は楼門向かい側の小高い場所に建てられており、古くから石上神宮の鎮魂祭(ちんこんさい)と深く関わる重要な社として崇敬されてきました。
石上神宮 天神社 鳥居
天神社の御祭神は、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)の二座です。『古事記』『日本書紀』にも登場する神々で、高皇産霊神は生成・創造、神皇産霊神は生命や結びの力を司る神として知られています。
一方、七座社には、生産霊神(いくむすびのかみ)・足産霊神(たるむすびのかみ)・魂留産霊神(たまつめむすびのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)・御膳都神(みけつかみ)・辞代主神(ことしろぬしのかみ)・大直日神(おおなおびのかみ)の七座がお祀りされています。
石上神宮 天神社 社殿
天神社の二座と七座社の七座を合わせた九座は、生命を守護する「宮中八神」に、禍や穢れを清らかな状態へ戻す大直日神を加えた神々とされ、たいへん古い時代から鎮座していると伝えられています。
また、江戸時代には、天神社は「天神御祖神殿」や「八王子殿」、七座社は「長庄神殿」などの名で呼ばれていました。現在の「天神社」という名称から連想される菅原道真公を祀る天満宮とは異なる社である点も特徴です。
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石上神宮 七座社 社殿
毎年11月に斎行される「鎮魂祭」は、宇摩志麻治命(うましまじのみこと)が、十種の神宝である天璽瑞宝十種(あまつしるしのみずのたからとくさ)と鎮魂の業によって、神武天皇と皇后の長久長寿を祈願したことに由来すると伝えられています。古代から伝わる神秘的な神事として知られ、古代人の霊魂観を今に伝える祭祀としても知られています。
石上神宮 七座社 社殿 横

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