国宝殿 | 春日大社 - 神社ファン

有名度

大関

春日大社

かすがたいしゃ

奈良県奈良市春日野町160

国宝殿

更新日:2025年7月9日

「平安の正倉院」とも称される春日大社

境内西側、駐車場の近くには国宝殿が建っています。春日大社が所蔵する354点の国宝をはじめ、重要文化財に指定されている1482点の宝物など様々な品が収蔵されている美術館です。
東京国立博物館東洋館や東京国立近代美術館などを手がけた谷口吉郎氏の設計によって、1973年(昭和48年)5月19日に宝物殿として開館しました。
しかし耐震補強の問題や収蔵・展示場の拡充が必要となり、2016年(平成28年)10月1日に全面リニューアルされました。この改装にはサントリー美術館などを手がけた岡安泉氏が携わっており、名称も国宝殿に変更となったそうです。
国宝殿外観
春日大社には、刀剣や甲冑、美術工芸品など平安時代に奉納された貴重な品々や、戦乱の焼失から免れた日本で唯一の宝物が多数残されているそうです。これらの宝物類は式年造替の際に仮殿に移される以外は、御本殿や若宮神社の殿内で大切に保管されてきたと伝わります。千年も前の物が数多く現存していることは大変珍しく、春日大社は「平安の正倉院」とも称されています。

春日大社が誇る宝物類

国宝殿では数多くの宝物を見ることが出来ますが、その中でも日本最大級の鼉太鼓(だだいこ)は、みどころのひとつではないでしょうか。
鎌倉時代に源頼朝が寄進したとの伝承がある、高さ約6.5メートルの鼉太鼓です。龍が彫られた左方・唐楽用と、鳳凰が彫られた右方・高麗楽の2基1対となります。かつては興福寺唐院にて保管されていましたが、1872年(明治5年)に春日大社へと移管されたそうです。2015年から2018年にかけて大規模修理が行われました。
現在は国宝に指定されていますが、1976年(昭和51年)までは春日若宮おん祭で実際に使用されていたと言われています。
国宝殿入口からみえる宝物
国宝殿には他にも端午の節供の飾り兜のモデルとなった「国宝 赤糸威大鎧(竹虎雀飾)」や、藤原頼長が身に付けていた武具「国宝 平胡籙(ひらやなぐい)」など様々な品が収蔵されています。
宝物類は展示テーマに合わせ随時公開されているそうです。拝観料がかかりますが、貴重な宝物を間近でみることができる貴重な機会です。ご興味のある方はぜひ訪れてみてください。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

春日大社の人気記事