有名度
大関春日大社
かすがたいしゃ
奈良県奈良市春日野町160
赤乳白乳両神社遙拝所
更新日:2026年9月27日
女性の身体を守ってくれる「赤乳・白乳神社」
若宮十五社めぐりの第5番納札社・広瀬神社と、第6番納札社・葛城神社の間には「赤乳白乳両神社遥拝所」があります。遥拝所とは、離れた場所に鎮座する神社や神様を、その場所から遥かに拝むために設けられた場所です。
実際の神社は春日大社境内から約3km離れた山中に鎮座しており、「赤乳神社(あかちじんじゃ)」と「白乳神社(しろちじんじゃ)」と呼ばれています。いずれも春日大社の境外末社です。
山中にある両社まで足を運ばなくても、春日大社境内にあるこの遥拝所から赤乳神社と白乳神社の二社をお参りすることができます。

下半身を守る赤乳神社・上半身を守る白乳神社
赤乳神社の御祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)です。主に女性の腰から下、下半身を守ってくださる神様として信仰され、婦人病の平癒を願う女性から信仰されています。一方、白乳神社の御祭神は志那斗弁命(しなとべのみこと)です。こちらは主に女性の上半身を守ってくださる神様として信仰されています。赤乳神社と白乳神社は、女性の身体を上下に分けてそれぞれ守護するという珍しい信仰を持つ二社です。若宮十五社めぐりの正式な納札社には含まれていませんが、第5番の広瀬神社から第6番の葛城神社へ向かう途中にあるため、十五社めぐりとあわせてお参りすることができます。

身体を描いた特徴的な絵馬
赤乳神社と白乳神社では、それぞれの御神徳を表した特徴的な絵馬を奉納することができます。絵馬は近くにある夫婦大国社で受けることができます。赤乳神社の絵馬には、着物を着た女性の首から下の身体が描かれています。下半身を守護する赤乳神社の御神徳を表した絵柄です。
白乳神社の絵馬には、着物姿の女性の上半身が描かれています。こちらは上半身を守護する白乳神社への祈願を表しています。
実際の赤乳神社・白乳神社は春日大社境内から離れていますが、この遥拝所と二種類の絵馬によって、境内からも女性の身体の健康や病気平癒を願うことができます。

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