有名度
大関春日大社
かすがたいしゃ
奈良県奈良市春日野町160
この地を守る土地神 摂社 榎本神社
更新日:2025年7月9日
古くからこの地を守る土地神さま
御本殿の周りを囲む回廊、その西南の一角には春日大社の摂社「榎本神社」が鎮座しています。春日大社が勧請される前からこの地を守護している土地神さまで、古くから人々に信仰されてきました。御本社が鎮座した際は奈良県桜井市の安倍山に一時遷座していましたが、935年に再び春日大社へと帰座したと言われています。春日大社の参拝者は、まずはこの榎本神社に訪れてから本殿に参拝するという風習があったそうです。
また庚申信仰と結びつき御寿命神としても信仰されてきました。無病息災を願い多くの参拝者が訪れるため、神職が常駐していたと言われています。1775年には宮中からも祈願を依頼されるなど、そのご加護は大変有名であったそうです。
榎本神社は寿命を守り給う神、導きや道開きの神であり、現在もそのご神徳をいただくために人生の重要な局面に訪れる人が多いと言われています。

着到殿
榎本神社前の階段下には着到殿があります。着到殿は春日祭にて重要な儀式が行われる建物です。勅使が天皇陛下からの儀式の大役を確認する「着到之儀」建物です。

青龍の滝と白藤の滝
榎本神社の付近では滝を見ることもできます。水谷川から分岐した御手洗川が、回廊内を通り榎本神社の下から流れ落ちている滝であり青龍の滝と呼ばれています。御手洗川は古くから神前に供える御供用の水として使用され、また参拝の際に行う手水としても利用されてきた清水です。1875年(明治8年)には、青龍の滝の水をさらに南へと伸ばした白藤の滝も造られたそうです。一時期は水が流れていませんでしたが、現在は元の姿に戻され、水しぶきとともに流れ落ちる様子が見られます。
※撮影時は水があまり見られませんでした。

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