有名度
大関春日大社
かすがたいしゃ
奈良県奈良市春日野町160
東西南北の回廊
更新日:2025年7月9日
主要な建物を囲む回廊
御蓋山の中腹にはご本殿をはじめとした主要な建物が配置されており、その周りをぐるりと囲むように「南回廊」「東回廊」「西回廊」「北回廊」が建っています。回廊の中央は連子窓で仕切られており、左右それぞれに棟が造られ、さらにその上には大棟が築かれています。複廊形式の三棟造りの建築様式が特徴の回廊です。大変珍しく貴重な遺構であるため、1901年(明治34年)には国の重要文化財に指定されました。また回廊に飾られた約1000基の釣燈籠もみどころのひとつです。2月の節分万燈籠や8月の中元万燈籠では全ての灯籠に火が灯され、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
南回廊
南回廊は、参拝に訪れた人が最初に目にする回廊ではないでしょうか。

東回廊
南門付近には特別参拝受付所があり、そこで拝観料を納めると釣燈籠が並ぶ東回廊を通ることができます。約37メートルの回廊で、ほぼ中央に建っているのは影向門です。屋根は切妻造りの檜皮葺で、東側の一部は本瓦で葺かれています。神山である御蓋山の地面を傷つけないように、山の傾斜に沿うように建てられているのが特徴です。

西回廊
西回廊は両下造の建築様式で造られており、長さは約57メートル、南から順番に慶賀門と清浄門、内侍門が配置されています。屋根については、南門から慶賀門までは檜皮葺、慶賀門から内侍門までは本瓦で葺かれているのが特徴です。

北回廊
北回廊は、長さ約27メートル、切妻造の建築様式で建てられており屋根は本瓦葺です。御本殿後方に回り込む直前で回廊は終わっています。実は北東だけは本殿内院の鬼門にあたるため回廊化されておらず、築地堀になっています。
また北回廊には、神職の詰め所であった藤浪之屋が存在します。室内には数多くの燈籠が飾られており、こちらも見どころのひとつとなっています。

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