春日大社の正門 南門と出現石 | 春日大社 - 神社ファン

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大関

春日大社

かすがたいしゃ

奈良県奈良市春日野町160

春日大社の正門 南門と出現石

更新日:2025年7月9日

春日大社のなかで最大の楼門

二之鳥居をくぐり、表参道を進んだ先の左手側の階段を登ると南門が建っています。高さ12メートル、春日大社のなかで最大の楼門です。
南門(楼門)
伝統的な入母屋造りの建築様式で造られている三間一戸の朱塗りの門で、屋根は格式高い檜皮葺で葺かれています。1901年(明治34年)には国の重要文化財に指定されました。春日大社の正門として、訪れる人を出迎えています。
見上げた南門(楼門)
平安時代、現在の南門がある場所には鳥居が建っていたと言われています。その後は四脚門となり、玉垣や築地堀が設けられ中院の周りを囲んでいました。平安時代中期は藤原氏の長者や摂関が春日詣をする際の参向門だったそうです。しかし平安時代後期に興福寺が回廊に変更するように要請したと言われています。神地を損なうことを懸念したためか神社側は反対したそうですが、高倉天皇の時代に楼門と回廊になりました。
現在の南門は室町時代初期に建てられたと伝わります。安土桃山時代や江戸時代にはかなり修理が行われたそうです。

出現石

南門の前には「出現石」と呼ばれる石が存在します。石の大部分は地面に埋まっており、その周囲は柵で囲まれています。
出現石 全体
この石は、春日大明神の御子神である若宮さまの荒魂が降臨されたとされる神聖な磐座です。772年の奈良時代には、落雷によって落下した南門の神額「鹿嶋大明神」を埋納したとも言われています。春日大社の信仰に関わる重要な石であり、古くから大切にされてきました。
また出現石から南東の方角、若宮社へ続く参道を20メートルほど進んだ先の布生橋の手前には「如意石(さぐり石)」と呼ばれる石があります。目を閉じてこの石までたどり着くことができれば、願いが叶うのだそうです。参拝に訪れた際はぜひ試してみてください。
出現石出現石

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