表大門(赤門) | 西宮神社 - 神社ファン

有名度

関脇

西宮神社

にしのみやじんじゃ

兵庫県西宮市社家町1−17

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表大門(赤門)

更新日:2026年11月7日

表大門(赤門)

西宮神社の東側に建つ表大門は、鮮やかな朱色に丹塗りされていることから「赤門」の名で親しまれています。西宮神社を代表する歴史的建造物の一つで、現在も参拝者を境内へと迎える正面の門として存在感を放っています。
西宮神社 鳥居と表大門(赤門)
現在の表大門は、1604(慶長9)年から1609(慶長14)年にかけて、豊臣秀吉の子・豊臣秀頼によって寄進されたと伝えられています。秀頼は父の死後、京都の北野天満宮や大阪の住吉大社をはじめ、各地の寺社の造営や復興を行いました。西宮神社でもこの時期に造営が行われ、表大門は桃山時代の姿を現在に伝える貴重な建造物となっています。
西宮神社 表大門(赤門)
門は、2本の本柱の前後にそれぞれ控柱を配した「四脚門」と呼ばれる形式です。屋根は切妻造、本瓦葺で、朱塗りの柱と重厚な瓦屋根が印象的です。文化庁の国指定文化財等データベースでは桃山時代の建造物とされ、1926(大正15)年4月19日には国の重要文化財に指定されました。
西宮神社 見上げた表大門(赤門)
表大門の左右には、境内の東側から南側にかけて国重要文化財の「大練塀」が延びています。鮮やかな赤門と歴史ある土塀が連なる景観は西宮神社を象徴する風景の一つです。門をくぐると境内の雰囲気も大きく変わり、長い歴史を持つ神域へ足を踏み入れたことを感じさせてくれます。
また表大門は、西宮神社を全国的に知らしめている「開門神事福男選び」の出発地点としても有名です。毎年1月10日の午前6時、大太鼓を合図に閉ざされていた赤門が開かれると、門前で待つ参拝者が本殿を目指して「走り参り」を行います。本殿へ早く到着した順に一番から三番までが、その年の福男に選ばれます。
西宮神社 表大門(赤門)の先の真っ直ぐに伸びた参道
普段は参拝者を静かに迎える歴史ある門ですが、十日えびすでは一年の福を求める人々が一斉に駆け出す場所へと姿を変えます。桃山時代から伝わる建築としての価値と、西宮神社を象徴する神事の舞台という二つの顔を持つ見どころです。

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