生田森坐社 | 生田神社 - 神社ファン

有名度

関脇

生田神社

いくたじんじゃ

兵庫県神戸市中央区下山手通一丁目2番1号

😞 🙁 😐 🙂 😄

生田森坐社

更新日:2026年8月11日

安産・万物成長・生田の森の守り神

生田森坐社(いくたのもりにますやしろ)は、本殿の北側に広がる生田の森に鎮座しています。朱色の小さなお社を赤い柵が囲み、その前に拝所があります。古くから、生田の森の守り神として知られ、静かな森の中で多くの参拝者を迎えてきました。本殿から少し足を延ばした先にあり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと手を合わせることができます。
生田神社 生田森坐社 社殿
御祭神は、神功皇后です。生田神社の起源に深くかかわる神で、身ごもったまま海を渡って遠征しました。帰還したあとに、御子の応神天皇を産んだと伝えられています。その勇ましくも母らしい姿から、安産や子育て、万物成長の神として信仰を集めてきました。本殿を参拝したあと、このお社まで足をのばす人も少なくありません。

あすなろの鳥居

生田森坐社の鳥居は、もとは一本のあすなろの木でした。富山県氷見市の山で育った、樹齢およそ150年、高さ30メートルにおよぶ巨木です。2017年、この木は「世界一のクリスマスツリー」として神戸へ運ばれました。氷見から神戸までおよそ1,100キロメートル、陸と海を越えた道のりの果てに、メリケンパークにそびえ立ちました。
世界一のクリスマスツリー
このクリスマスツリーは、神戸開港150年を記念する催しでした。同時に、阪神・淡路大震災を乗り越えた神戸から、東日本大震災や熊本地震の被災地へ向けた、復興と再生への願いも込められていました。多くの人々が見守ったこの木は、神戸の新たなシンボルとして大きな話題を集めました。
生田神社 生田森坐社 鳥居
催しが終わったあと、このあすなろの木は生田神社に奉納されました。復興を願って神戸に立てられた木が、幾度もの災害を乗り越えて「よみがえりの社」と呼ばれてきた生田神社に迎えられたのです。その後、木は生田森坐社の鳥居として新たな命を吹き込まれ、復興への願いを今に伝えています。神功皇后を祀る社とともに、未来への希望や再生の象徴として、多くの参拝者が足を止める見どころとなっています。

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