三宮の参道をつなぐ二の鳥居 | 生田神社 - 神社ファン

有名度

関脇

生田神社

いくたじんじゃ

兵庫県神戸市中央区下山手通一丁目2番1号

😞 🙁 😐 🙂 😄

三宮の参道をつなぐ二の鳥居

更新日:2026年8月11日

伊勢神宮から譲り受けた鳥居

生田神社には、一の鳥居・二の鳥居・三の鳥居があります。一の鳥居は境内から約400メートル南、三宮の街中に建ち、かつての参道の入口として現在も多くの人を迎えています。現在の「生田ロード」は、この参道の名残を伝える道であり、多くの参拝者が一の鳥居をくぐって境内へと向かいます。
生田神社 一の鳥居
その参道を進んだ先に立つのが二の鳥居です。
二の鳥居は、伊勢神宮から譲り受けたヒノキで作られた、高さ約8.5メートル、幅約6メートルの神明鳥居です。神明鳥居は、笠木や貫が直線的に造られた簡素で美しい形式が特徴で、伊勢神宮の鳥居として知られています。伊勢神宮では20年に一度、社殿を建て替える式年遷宮が行われます。そのとき出た古材は、各地の神社で鳥居や社殿などに姿を変え、再び役目を担ってきました。生田神社の二の鳥居も、こうした伊勢神宮ゆかりのヒノキから生まれたものです。
生田神社 二の鳥居
生田神社が伊勢神宮から鳥居を迎えたのは、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災がきっかけでした。震災によって石の鳥居が根元から崩れ落ちてしまったため、伊勢神宮から、ちょうどその年に役目を終える木製の鳥居を譲り受けたのです。伊勢神宮の天照大神と生田神社の稚日女尊は、姉妹神とも、同じ神の別の姿ともいわれています。そのご神縁もあって迎えられた鳥居は、震災から立ち上がる神戸の復興を見守るシンボルとして、多くの人々に親しまれてきました。参拝者にとっては、生田神社と伊勢神宮との深い結び付きを感じられる象徴的な存在にもなっています。
生田神社 ニの鳥居と社号標
しかし、長年にわたって風雨にさらされたことで傷みが目立つようになったため、再び伊勢神宮に依頼し、新たな用材が譲られました。そして2015年(平成27年)、現在の二の鳥居が建立されました。創建以来の歴史を見守ってきた生田神社の新たなシンボルとして、震災の記憶と復興への願い、そして伊勢神宮との深いご神縁を今に伝えながら、多くの参拝者を迎えています。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

生田神社の人気記事