神津嶽(元宮) | 枚岡神社 - 神社ファン

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枚岡神社

ひらおかじんじゃ

大阪府東大阪市出雲井町7-16

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神津嶽(元宮)

更新日:2026年8月31日

枚岡神社創祀の地・神津嶽

枚岡神社の境内背後、生駒山地に位置する神津嶽(かみつだけ)は、枚岡神社が最初に祀られたと伝えられる創祀の地です。現在は「神津嶽本宮」として天児屋根命と比売御神が祀られており、現在の枚岡神社の境内とは別に参拝することができます。
社伝によると、神武天皇が即位する3年前、神武天皇の東征に際して天種子命が勅命を受け、生駒山西方の霊地である神津嶽の頂上に一大磐境を築きました。そこに天児屋根命と比売御神の2柱を祀り、国土平定を祈願したことが枚岡神社の始まりとされています。
その後、白雉元年(650)に中臣氏の一族である平岡連らによって山麓の現在地に社殿が造営され、神津嶽から御祭神が奉遷されたと伝えられています。現在の境内だけを参拝すると見えにくい枚岡神社の原点が、この神津嶽に残されています。

禁足地から現在の神津嶽本宮へ

神津嶽は長く神聖な場所として守られ、古くは柵が設けられた禁足地でした。昭和56年(1981)に枚岡神社創祀の地であることを示す石碑が建立され、平成5年(1993)には石造りの社殿が建立されました。
現在の本宮には鳥居と玉垣が設けられ、その内側に石造りの社殿が鎮座しています。社殿には枚岡神社の神紋である下がり藤が刻まれています。平成5年(1993)7月には社殿だけでなく、鳥居、玉垣、敷石も奉献され、現在見られる神津嶽本宮の姿が整えられました。
さらに神津嶽の周辺には、古代の祭祀跡と考えられる場所が数多く存在するとされています。社殿が建つはるか以前、一大磐境を設けて神を祀ったと伝えられる場所だけに、現在の神社建築とは異なる古代祭祀の姿を想像させる場所でもあります。
枚岡神社 神津嶽本宮Saigen Jiro (wikipedia CC0)

境内から神津嶽本宮へ

神津嶽本宮は枚岡神社の通常の境内から少し離れており、境内から登拝コースを歩いて向かいます。枚岡神社公式では、神津嶽までの登拝コースを約45分と案内しています。拝殿前には地図が用意されているため、登拝する場合は事前に確認しておくと安心です。
枚岡神社 神津嶽入口Zdz2015(wikipedia CC 表示-継承 4.0)
山中を登った先にある神津嶽からは眺望も開け、大阪平野をはじめ、天候などの条件に恵まれれば瀬戸内海や淡路島まで望むことができます。現在の枚岡神社が鎮座する生駒山西麓と、その先に広がる大阪平野を高所から見渡せることも、神津嶽ならではの特徴です。
毎年9月16日には神津嶽元宮例祭が斎行されています。枚岡神社の歴史をたどるうえで、神津嶽は単なる奥宮ではなく、天児屋根命と比売御神が最初に祀られたと伝わる原点そのものです。時間と体力に余裕があれば、現在の境内とあわせて参拝したい場所です。

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