楠珺社 | 住吉大社 - 神社ファン

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大関

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😞 🙁 😐 🙂 😄

楠珺社

更新日:2026年9月16日

商売発達・家内安全のご利益がある楠珺社

境内西側、第一本宮の裏手には楠珺社(なんくんしゃ)が鎮座しています。御祭神は宇迦魂命(うがのみたまのみこと)。お稲荷さんとして広く知られる神様で、楠珺社では商売発達・家内安全の神として篤い信仰を集めています。
楠珺社は、毎月最初の辰の日に行われる「初辰まいり」の中心となる神社です。「初辰」が「発達」に通じることから「はったつさん」の名で親しまれ、商売の発達を願う人々が多く参拝します。
初辰まいりでは種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社を巡り、楠珺社は二番参りにあたります。境内では初辰まいりの縁起物として知られる「招福猫」も授与されています。
初辰まいりの詳細はコチラ
楠珺社 鳥居と社殿

樹齢1000年を超える楠から始まった神社

楠珺社の信仰の原点となったのが、本殿の背後にそびえる樹齢1000年を超える大楠です。江戸時代、人々はこの大楠を神聖なものとして崇め、祈りを捧げていました。その後、楠の根元に祠が設けられて神様を祀るようになり、楠珺社へと発展したと伝えられています。「楠珺社」という社名からも、大楠と深く結びついた神社であることがうかがえます。
樹齢1000年の楠
現在も本殿は大楠のすぐ前に建ち、神木の洞へ差し込まれるような独特の姿で鎮座しています。単に社殿の背後に御神木があるのではなく、大楠への信仰と社殿が一体となった景観そのものが楠珺社の大きな見どころです。
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国の登録有形文化財の社殿

参拝の際にまず目に入る拝殿は、昭和31年(1956)に建てられました。木造平屋建て、切妻造平入の建物で、前面には入母屋造妻入の部分をT字形につないで屋根をかけています。正面には向唐破風の向拝が設けられ、殿内は土間造り、祭壇部分は床張りとなっています。
楠珺社 拝殿内
拝殿の奥には、大楠に寄り添うように朱色の本殿が鎮座しています。本殿は拝殿より2年早い昭和29年(1954)の造営です。正面一間、切妻造妻入で、屋根は銅板葺。反りのある屋根には蕪懸魚が吊られています。内部は内陣と外陣に分かれ、外陣は開放されており、内陣との境には板扉が設けられています。
楠珺社 鳥居
小規模な社殿ですが、朱塗りの柱と鮮やかな飾金具が印象的です。背後にそびえる樹齢1000年を超える大楠と、その洞へ入り込むように建つ朱色の本殿をあわせて見ると、楠への信仰から始まった楠珺社の由緒を現在の境内でも感じることができます。
本殿と拝殿はいずれも平成30年(2018)に国の登録有形文化財となりました。本殿は「造形の規範となっているもの」、拝殿は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録されています。

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