志賀神社 | 住吉大社 - 神社ファン

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大関

住吉大社

すみよしたいしゃ

大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89

😞 🙁 😐 🙂 😄

志賀神社

更新日:2026年9月16日

住吉大社では珍しい流造の社殿

境内北側、大海神社の隣には、住吉大社の摂社である志賀神社(しがじんじゃ)が西向きに鎮座しています。大海神社と並ぶように建ち、一つの社殿に三柱の海神が祀られています。
現在の本殿は江戸時代中期に造営されたもので、木造平屋建て、三間社流造、本瓦葺です。住吉大社では住吉造の社殿がよく知られていますが、志賀神社は境内で唯一の三間社流造であり、外観からも本宮や他の摂社とは異なる姿を見ることができます。
正面と側面には切目縁がめぐらされ、正面には三間にわたって木階が設けられています。妻飾は虹梁大瓶束、組物には大斗肘木を用いるなど、江戸時代の神社建築の特徴を残しています。
華やかな彫刻を多用した社殿ではなく、装飾を抑えた端正な姿も志賀神社の特徴です。住吉大社境内に残る社殿のなかでも最古級にあたり、住吉大社の航海信仰を伝える建築としても貴重なことから、大阪府指定有形文化財となっています。
志賀神社 社殿
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住吉大神と表裏一体とされる海の神

志賀神社に祀られているのは、底津少童命(そこつわたつみのみこと)、中津少童命(なかつわたつみのみこと)、表津少童命(うわつわたつみのみこと)の三柱です。三柱を総称してワタツミ三神と呼びます。
ワタツミ三神は、住吉大社の祭神である底筒男命・中筒男命・表筒男命のツツノオ三神と深い関係を持つ神々です。
『日本書紀』では、伊弉諾尊が黄泉の国から戻り、海で禊祓を行った際にワタツミ三神とツツノオ三神が生まれたとされています。そのため両者は出現を同じくする海の神として、表裏一体の関係にあるとされてきました。
ただし、その神格には違いがあります。住吉大神であるツツノオ三神が主に航海や港湾を守護する神として信仰されてきたのに対し、ワタツミ三神は海そのものの霊威を表す神として信仰されています。
志賀神社が大海神社と並んで鎮座していることにも意味があります。住吉大神、神功皇后、そして大海神社に祀られる大海神との深い関係から、この住吉の地に祀られたと伝えられています。
航海を守護する住吉大神、海神を祀る大海神社、そして海そのものの霊威を表すワタツミ三神を祀る志賀神社。大海神社とあわせて参拝すると、住吉大社と海との深いつながりをより感じることができます。
志賀神社 案内版と扁額

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