有名度
大関住吉大社
すみよしたいしゃ
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
御田
更新日:2025年7月8日
住吉大神の御供田
境内の南側には、御田(おんだ)と呼ばれる神田が広がります。住吉大社が創建された際に、住吉大神へお供えするものを作るために神功皇后が定めたと伝わる、由緒ある御田です。稲を育てるための水源は地下水であり、農薬は使用せずアイガモ農法で栽培されています。また近年の調査により、塩分を含んだ土地にしか育たない草「ハマヒエガエリ」が発見されました。これはかつて住吉大社が海岸に面していた事実を表しているのだそうです。
Saigen Jiro (wikipedia CC0)
御田植神事
住吉大社では、毎年6月14日に御田植神事が行われます。他の地域で行われている田植行事と比べても、華やかで盛大な格式高い神事になります。歴史は古く、住吉大社が鎮座した際に神功皇后が現在の山口県にあたる長門国から、農業技術者である植女を招いたことが始まりです。鎌倉時代にも御田植神事が盛大に行われていたという記録が残されています。
1979年には「住吉の御田植」という名称で国の重要無形民俗文化財に指定されました。
当日は、まず神事に携わる人々がお祓いを受けるのだそうです。第一本宮にて神事の奉告祭が行われ、そこで田植えに使用される早苗と御神水が受け渡しされます。奉告祭終了後は神事の場所は御田へと移され、先ほど神前から下げ渡された御神水を田へ注ぎ清めます。早苗も植女から替植女に渡され、田植が始まります。

御田植神事で植えられた稲は、10月17日に行われる宝之市神事で刈り取られます。多い時では約1.2トンのお米が収穫されます。これはお茶碗に換算すると約1万6千杯にもなると言われています。
住吉大社の中で盛大な祭事「御田植神事」も、ぜひ一度ご覧になってみてください。
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