御文庫 | 住吉大社 - 神社ファン

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大関

住吉大社

すみよしたいしゃ

大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89

御文庫

更新日:2025年7月8日

大阪最古の図書館

境内後方、神苑の近くには、御文庫(おぶんこ)と呼ばれる建物が建っています。土蔵造りの2階建ての建物で、建築面積は28平方メートルになります。屋根は寄棟造り本瓦葺で建てられており、正面には向唐破風の向拝が設けられているのが特徴です。特に向拝は虹梁形頭貫に虹梁を重ね、それを面取り角柱で支える構造となっており、とても荘厳な雰囲気をかもし出しています。
また壁は漆喰で塗られ、2階の両側面と1階の片面には八角窓が設けられているのも特徴のひとつです。
1723年に書物を納めるために建てられたと言われており、2018年には国の登録有形文化財に登録されました。現在も出版業界から篤い信仰を集めています。
御文庫
住吉大社は「伊勢物語」や「源氏物語」などの歴史的に有名な物語にも登場するほど文学の神として名高く、信仰を集めていました。
その背景がもとになり、江戸時代に大阪や京都、江戸の書簡商たち20人が発起人となり御文庫が建立されたそうです。その後は住吉御文庫講が立ち上げられ図書の奉納や、書物の虫干し、目録の作成などの管理を行うようになったと言われています。
また本を出版する際は神前に初摺り本を奉納し、商売繁盛を祈願することが慣習とされてきました。この伝統は現代まで受け継がれているそうです。
御文庫に奉納された書物は膨大な数になると言われています。和書漢籍、洋装本を併せると1万点以上、数万冊にも及ぶのだそうです。建立当初からの書物など、多くの貴重な書籍が収蔵されており、大阪最古の図書館とも称されています。

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