有名度
大関住吉大社
すみよしたいしゃ
大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
南門・東楽所・西楽所
更新日:2026年9月16日
桃山時代の特色を残す建築物
境内の南側、石舞台の後方には南門が建ち、その左右に東楽所と西楽所が連なっています。石舞台と同じ慶長12年(1607)、豊臣秀頼による住吉大社の再興に際して造営された建築物です。南門、東楽所、西楽所、石舞台の4棟は、社殿配置を構成する重要な建築物であるとともに、門・楽所・舞台が一体となって残る貴重な舞楽施設です。住吉大社における慶長造営時の遺構としても価値が高く、昭和49年(1974)に国の重要文化財に指定されました。

特に注目したいのが、太い木割と細部に施された絵様です。文化庁も「桃山時代の気風がよく表れた好建築」と評価しており、慶長12年の造営当時の建築様式を現在に伝える南門の大きな見どころとなっています。
南門の左右には、舞楽を演奏する楽人が使用する東楽所と西楽所が続きます。
東楽所は桁行十一間、梁間二間の細長い建築物で、東面を入母屋造、西面の南門に接する側を切妻造とし、屋根は本瓦で葺かれています。内部は中央の一間を土間の入口として、その左右に二室が設けられています。正面には連子窓、背面には蔀戸が設けられており、舞楽施設として使用されてきた建物の姿を現在まで伝えています。
Saigen Jiro (wikipedia CC0)
Saigen Jiro (wikipedia CC0)南門と東西楽所、そしてその正面に位置する石舞台が約400年前の姿を伝えていることは、住吉大社の大きな特徴です。石舞台だけでなく、その舞楽を支えてきた南門と東西楽所にも注目してみてください。
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