日本医薬総鎮守の神農さん | 少彦名神社 - 神社ファン

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少彦名神社

すくなひこなじんじゃ

大阪府大阪市中央区道修町2-1-8

😞 🙁 😐 🙂 😄

日本医薬総鎮守の神農さん

更新日:2026年9月7日

神農さん

「神農さん」の名で親しまれている少彦名神社は、日本医薬の祖神である少彦名命(すくなひこなのみこと)と、中国医薬の祖神である炎帝神農(えんていしんのう)の2神をお祀りする日本医薬総鎮守です。
少彦名命と神農
少彦名命は、大国主命(おおくにぬしのみこと)とともに国造りをした神で、医薬をはじめ、温泉や酒造などにも関わる神とされています。
炎帝神農は、古代中国で医療と農耕の術を人々に教えたと伝えられる神です。中国最古の薬物書とされる「神農本草経」の書名にも、その名が冠されています。
小彦名神社の社碑
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日本と中国の医薬の神が祀られている理由

少彦名神社が鎮座する道修町(どしょうまち)は、豊臣秀吉の商業政策によって薬種商が集められたことを起源とする「薬の町」です。
江戸時代には、長崎から輸入された唐薬種などを扱う薬種商が集まり、享保7年(1722)には薬種の品質を検査する和薬種改会所が設けられました。道修町の薬種商には、薬種の真偽や品質を見極めたうえで全国へ流通させる役割が与えられ、道修町は薬種取引の中心地として発展していきました。
伏見屋市兵衛(現・小野薬品)店図と薬屋問屋案内『大阪商工銘家集』(一橋大学附属図書館所蔵)(国書データベース)
薬は人の命にかかわるものです。道修町の薬種商たちは、薬種の品質を正しく見極め、人々の健康に役立てられるよう願い、仲間の寄合所に中国医薬の祖神である炎帝神農を祀っていました。
その後、安永9年(1780)に京都の五條天神から日本の医薬の神である少彦名命を勧請し、それまで祀られていた炎帝神農とともにお祀りするようになりました。これが少彦名神社の始まりです。
日本と中国、それぞれの医薬の祖神が同じ社に祀られているのは、薬の品質を守り、全国へ送り出してきた道修町の歴史と深く結びついています。

病気平癒・健康成就

日本と中国の医薬の祖神をお祀りする少彦名神社は、病気平癒や健康成就の神社として信仰されています。
現在も道修町周辺には製薬会社や医薬品関連企業が集まっており、一般の参拝者だけでなく、医薬業に携わる人々からも篤い信仰を集めています。
病気平癒・健康成就のほか、厄除開運、学業成就、交通安全、社業繁栄などの祈願も行われています。また、少彦名神社ではペットの健康や病気平癒を願う「ペット祈願」も受け付けています。
拝殿内
御祈祷は9時30分から16時まで受け付けています。現在の公式案内では、祈祷を希望する場合は事前に電話で問い合わせたうえで申し込むよう案内されています。

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