例大祭・神農祭・冬至祭 | 少彦名神社 - 神社ファン

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少彦名神社

すくなひこなじんじゃ

大阪府大阪市中央区道修町2-1-8

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例大祭・神農祭・冬至祭

更新日:2026年9月7日

大阪の「とめの祭」と呼ばれる例大祭・神農祭

少彦名神社の例大祭「神農祭(しんのうさい)」は、毎年11月22日・23日の2日間にわたって行われます。
「大阪の祭りはえべっさんに始まり、神農さんで終わる」といわれ、1年の最後を締めくくる「とめの祭」として親しまれてきました。
神農祭
神農祭を支えているのが、約400社の薬業関係企業で構成される「薬祖講」です。道修町では江戸時代から薬種商の組織が形成され、少彦名神社は薬業に携わる人々の信仰の中心となってきました。
神農祭は、文政5年(1822)に大坂でコレラが流行した際、薬種仲間が「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)」という丸薬を作り、「神虎」と呼ばれる張り子の虎のお守りとともに神前で祈願して人々に施与したことに由来すると伝えられています。
かつて神農祭は薬種商の株仲間が行事を交代する場でもありました。現在も薬祖講によって受け継がれ、冬至祭とともに「少彦名神社の薬祖講行事」として大阪市指定無形民俗文化財に指定されています。

神農祭で授与される「神虎笹」

神農祭を象徴する授与品が「神虎笹」です。
五葉笹に張り子の虎と少彦名神社の御札を付けたもので、家内安全・無病息災のお守りとして授与されます。祭りの2日間には「神農さんの健康むすめ」の巫女から神虎笹を受けることができます。
張り子の虎は、1822年のコレラ流行をきっかけに生まれた少彦名神社独自のお守りです。神農祭では現在もこの張り子の虎が大きな存在となっており、医薬の神を祀る少彦名神社と道修町の歴史を伝えています。
神農祭で授与される大量の張り子の虎

製薬会社の大笹が並ぶ道修町

神農祭の日には、境内だけでなく神社前の道修町一帯も祭りの舞台となります。
道修町の通りには、製薬会社各社の商品箱を付けた大笹が飾られ、多数の屋台が並びます。薬にちなんだ企業のキャラクターなどが登場することもあり、薬の町・道修町ならではの祭りの風景を見ることができます。
現在の神農祭は毎年11月22日・23日の午前10時から午後8時まで行われています。

冬至祭と「一陽来復守」

毎年冬至には「冬至祭」が行われます。神農祭とともに薬祖講によって維持・運営されている祭事で、「少彦名神社の薬祖講行事」を構成する行事の一つです。
冬至は、陰の気が極まり、再び陽の気が戻ってくる「一陽来復」の節目とされています。少彦名神社では、この時期に金運隆昌・社業繁栄・商売繁盛を祈願した「一陽来復守」が授与されます。
一陽来復守は、その年の恵方に向けて壁や柱に貼って祀るお守りです。画鋲やテープなどは使用せず、和のりなどで直接貼ります。
特徴的なのは、貼る方角だけでなく、祀る日時も定められていることです。冬至から翌日に変わる瞬間、大晦日から元日に変わる瞬間、節分から立春に変わる瞬間のいずれかに、その年の恵方へ向けて祀ります。
恵方や冬至・節分の日付は年によって変わるため、授与時に渡される説明書を確認してから祀りましょう。一陽来復守は冬至の時期から節分まで授与されています。

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