星合池・祖霊社・星合茶屋 | 大阪天満宮 - 神社ファン

有名度

大関

大阪天満宮

おおさかてんまんぐう

大阪府北区天神橋2-1-8

星合池・祖霊社・星合茶屋

更新日:2026年4月17日

千年以上の歴史を持つ池

境内の北側に位置する星合池は、千年以上前からこの地にあったとされています。池には亀がのんびりと暮らしており、「亀の池」という通称でも親しまれてきました。
大阪天満宮 星合池前の鳥居
かつて星合池のやや北には、明星池と呼ばれるもうひとつの池がありました。『摂津名所図会大成』には、天満宮に御祭神が鎮まった夜、松の梢に明星が舞い降り、その輝きが水面を照らしたことが池の名の由来であると記されています。
大阪天満宮 星合池にいる亀
明星池は明治期に失われましたが、現在の星合池の由来書にはこの伝説があたかも星合池のものとして紹介されており、二つの池の取り違えは、江戸時代からすでに起きていたとみられます。
なお、16世紀後半の石山合戦の折、織田信長がこの二つの池に挟まれた場所を陣として利用したという記録も伝わっています。

七夕伝説

星合池にかかる星合橋は、別名「愛嬌橋」とも呼ばれています。かつてこの橋のたもとで若い男女の見合いが行われており、橋の上で出会った二人は結ばれるという言い伝えが生まれました。現在も縁結びのスポットとして親しまれています。
大阪天満宮 星合橋
こうした男女の出会いの場であったことから、やがて織姫と彦星の七夕伝説とも結びつき、江戸時代には「七夕池」とも呼ばれるようになりました。池のそばには七夕の社も祀られていたと伝わりますが、現在は残っていません。
毎年7月7日には、星愛七夕まつりが開催されています。7つの茅の輪で本殿と星合池をつなぎ、池のほとりに七夕姫大神をお迎えして願いを捧げるお祭りで、夏の風物詩となっています。

祖霊社

星合池のほとりには祖霊社が鎮座しており、その周囲には高坐招魂社、宇賀社が並びます。
大阪天満宮 祖霊社 社殿
祖霊社は、特定の神ではなく祖霊を祀る社で、天満宮の信仰や祭祀に関わってきた存在を広く祀る場です。菅原道真公そのものではなく、その信仰を支える側面を担う社といえます。隣の高坐招魂社は、祖霊に限らず諸霊を招き祀る鎮魂の社で、祖霊社と近い性格を持ちます。さらに宇賀社は宇賀神を祀り、五穀豊穣や財福に関わる信仰を伝えています。
大阪天満宮 高坐招魂社と宇賀社 社殿

星合茶屋

星合池のほとりにある星合茶屋は、大阪天満宮の参拝後に立ち寄れる休憩処として親しまれています。中でも名物として知られているのが「すべらんうどん」です。
すべらんうどんは、その名の通り「滑らない」ことにあやかった縁起のよい一品で、受験や試験を控えた参拝者に人気があります。最大の特徴は麺の形状にあり、一般的なうどんとは異なり、麺の中央に切れ込みが入った独特の形をしています。この切れ込みによって箸に引っかかりやすく、すべりにくいことから「すべらん=合格祈願」の意味が込められています。受験シーズンには、合格を願ってこのうどんを食べる参拝者の姿も多く見られます。
大阪天満宮 星合茶屋

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