有名度
大関大阪天満宮
おおさかてんまんぐう
大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
星合池・祖霊社・星合茶屋
更新日:2026年11月8日
星合池
大阪天満宮の境内北側に位置する星合池(ほしあいいけ)は、千年以上の歴史を持つと伝えられる池です。池には亀がのんびりと暮らしており、「亀の池」という通称でも親しまれてきました。大阪天満宮が創建された949年(天暦3年)、この池の水面に不思議な霊光が映ったという伝承が残されています。現在の池は周囲を整備されていますが、かつてこの一帯には複数の池や沼が点在し、古い水辺の景観が広がっていました。


また、星合池の由来書には、1574年(天正2年)の石山合戦に際し、織田信長が星合池と明星池の間に本陣を置いたという記録も紹介されています。ただし、本陣の位置や年代については史料によって異なる記述があり、伝承として伝えられているものです。
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七夕伝説と星合橋
星合池に架かる星合橋は、別名「愛嬌橋」とも呼ばれています。かつて橋のたもとでは若い男女の見合いが行われていたといい、橋の上で出会った二人は結ばれるという言い伝えが生まれました。現在も縁結びの場所として親しまれています。
毎年7月7日には「星愛七夕まつり」が開催されます。本殿から星合池までを7つの茅の輪で結び、池のほとりに七夕姫大神をお迎えして諸願成就を祈る祭りです。境内には願い事を書いた短冊が飾られ、七夕の夜を彩る行事として親しまれています。
2026年の祭りでも、夕方から境内に屋台や特設ステージが設けられ、夜には本殿前から星合池へと続く7つの茅の輪くぐりが行われました。
祖霊社
星合池に架かる橋を渡った先には、祖霊社(それいしゃ)が鎮座しています。大阪天満宮に奉仕してきた神官・神職や、氏子・崇敬者など、天満宮と縁の深い人々の祖霊を祀る社です。祖霊社は、菅原道真公の没後1080年を記念し、1982年(昭和57年)に建立されました。大阪天満宮の祭祀や信仰を支えてきた人々を顕彰し、その御霊を祀る場所として設けられています。

近くには、2006年(平成18年)に開場した上方落語の定席「天満天神繁昌亭」があり、髙坐招魂社も落語文化との結びつきを伝えています。「髙坐」の名は、落語家が芸を披露する高座に由来しています。
祖霊社の右側には宇賀社(うがしゃ)も鎮座しています。宇賀神を祀り、五穀豊穣や財福の信仰を伝える社です。星合池には昭和初期まで宇賀の社があったとされ、現在の宇賀社はその信仰を受け継いでいます。

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星合茶屋
星合池のほとりには、参拝後に立ち寄れる休憩処「星合茶屋」があります。現在は「星合茶寮」としても案内されており、2004年(平成16年)から名物の「すべらんうどん」を提供しています。
もともとは、目の不自由な人や箸で麺をつかみにくい人でも食べやすいように考案されたうどんです。一般的なうどんよりも短く、子どもや高齢者にも食べやすい工夫が施されています。

星合茶屋では、すべらんうどんのほかにも季節に応じた料理や飲み物が提供されており、星合池の景色を眺めながら休憩できる場所となっています。
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