境内社 十二社 | 大阪天満宮 - 神社ファン

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大阪天満宮

おおさかてんまんぐう

大阪府北区天神橋2-1-8

境内社 十二社

更新日:2026年4月17日

御霊とその怒りを鎮める神々を祀るお社

御本社の裏手に鎮座するのが、十二社です。御祭神は、吉備聖霊、早良親王、藤夫人、伊豫親王、火雷神、火産霊神、埴山比売神、天吉葛神、川菜神、藤原廣嗣霊、橘逸勢霊、丈太夫零の十二神で、流造、銅板葺の横長の社殿に横一列に祀られています。社殿前には石鳥居と賽銭箱が置かれており、例祭は毎年11月18日に行われています。
大阪天満宮 十二社 鳥居と社殿
十二柱のうち、早良親王(崇道天皇)、藤夫人(藤原吉子)、伊豫親王、藤原廣嗣霊、橘逸勢霊、文太夫霊(文屋宮田麻呂)は、主祭神の道真公と同じく、政争に巻き込まれて命を落とした歴史上の人物です。
火雷神、火産霊神(カグツチ)、埴山比売神、天吉葛神、川菜神という記紀神話に登場する神々も祀られています。伊邪那美命が命を落とす場面で生まれた神もおり、「災いを引き起こす力を鎮める」という役割を担っていると考えられます。御霊の和魂とされる吉備聖霊もあわせて祀られています。

御霊信仰とは

平安時代、天災や疫病が続くと、人々はそれを政争や無実の罪で命を落とした方の怨霊によるものだと考えました。その霊を神として祀り上げ、怒りを鎮めることで災いから逃れようとする信仰を御霊信仰といいます。
863年(貞観5年)、都に疫病が広がった際には、国として初めての御霊会(ごりょうえ)が催されました。御霊会とは、御霊の祟りを防ぐための鎮魂の儀式のことです。このとき祀られたのが早良親王をはじめとする六柱の御霊で、十二社の御祭神とも重なります。のちに天満宮の主祭神である菅原道真公も御霊として祀られるようになりました。
大阪天満宮 十二社 社殿

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