天満天神の水 | 大阪天満宮 - 神社ファン

有名度

大関

大阪天満宮

おおさかてんまんぐう

大阪府北区天神橋2-1-8

天満天神の水

更新日:2026年4月17日

大坂四清水に数えられた名水

表大門をくぐってすぐ右手側に、黒土祠と御神水舎が並んで建っています。黒土祠にお祀りされているのは、井泉の神である御井神(みいのかみ)です。御神水舎は天満天神の水の取水口で、すべてがガラスで作られていることから「ガラスの祠」とも呼ばれています。地元のガラスアーティスト岡本覚氏が手がけたもので、ガラス製造発祥の地ともいわれる大阪の歴史にちなんだ意匠です。
大阪天満宮 天満天神の水の黒土祠と御神水舎
普段は祠の扉は閉じられていますが、毎月1日・10日と天神様のご縁日である25日の月3回だけご開扉されます。祠のなかには地下70メートルからくみ上げた御神水が流れており、この日に限り水を汲むことができます。その場で飲むことができますが、ペットボトル等での持ち帰りはできません。
大阪天満宮 天満天神の水
天満天神の水は別名「五知の井(ごちのい)」とも呼ばれ、江戸時代には千日前の福井の水、道頓堀の秋田屋の水、聚楽町の愛宕の水とともに「大坂四清水」のひとつに数えられた名水でした。中之島に建ち並ぶ諸藩の蔵屋敷では、藩主の滞在にあわせて当宮の井戸水を取り寄せ、飲食に用いていたといいます。
しかし、大阪の経済発展にともない地下水の利用が急速に広がるなかで、この名水も枯れてしまいました。長らく途絶えていましたが、2014年に関西大学と天神橋筋商店街の共同プロジェクトによって復活を遂げ、現在は「天満天神の水」として参拝者に提供されています。

開扉日限定の水御守

御神水舎の開扉日には、「限定の水御守(みずのみまもり)が授与されています。参拝者は、ヒバの木で作られた「清め札」を御神水に浸し、麻織の御守袋に納めて持ち帰ります。ヒバの木は、古くから神社仏閣の建材に用いられてきました。心身を祓い清める「心身清浄」のご利益が込められたお守りです。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

大阪天満宮の人気記事