本殿・御祭神・ご利益 | 御香宮神社 - 神社ファン

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御香宮神社

ごこうのみやじんじゃ

京都府京都市伏見区御香宮門前町174

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本殿・御祭神・ご利益

更新日:2026年8月6日

本殿

割拝殿の中央を通り抜け、その先の通路を進むと御香宮神社の本殿が見えてきます。現在の本殿は慶長10年(1605)、徳川家康の命によって建立されたものです。中門と透塀に囲まれた五間社流造、向拝三間の大規模な社殿で、桃山時代の特色を伝える貴重な建造物として、1985年5月に国の重要文化財へ指定されました。
割拝殿から本殿に続く通路
本殿の正面には祈祷を受ける人のための椅子が並び、一般の参拝者は中門の手前から拝礼します。本殿まで少し距離があるため、正面の細かな彫刻までは見えにくいものの、中門や透塀に囲まれた本殿の厳かな雰囲気は十分に感じられます。を受けていたことがうかがえます。
拝所
割拝殿から本殿へ続くまっすぐな通路に立つと、参道の奥に本殿が正面を向いて鎮座する御香宮神社らしい景観を楽しめます。まずは正面から参拝し、その後に本殿の左右へ回って見学すると、社殿の規模や装飾をより深く味わえます。
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横側と後方から見る本殿

本殿は左右に長い五間社流造であるため、正面から眺めるだけでは社殿全体の大きさが分かりにくい建物です。境内の横側へ回ると、正面からは見えなかった本殿の奥行きや、横方向へ長く延びる姿を確認できます。
本殿 横
さらに後方へ回ると、朱塗りの柱や軒下の装飾などを正面とは異なる角度から眺められます。本殿内部は通常公開されていませんが、透塀の外側や囲いの横から、社殿の一部と極彩色の絵を見ることができます。参拝を終えた後もそのまま戻らず、本殿の横側や後方まで歩いてみることが、この本殿を楽しむ大切なポイントです。
本殿 後

約390年ぶりに復元された極彩色

本殿では1990年から4年をかけて保存修理が行われ、建立当時の極彩色が約390年ぶりに復元されました。朱色を基調とする社殿に、金、青、緑などの鮮やかな色彩が加わり、桃山時代の華やかな建築美がよみがえっています。
本殿 麒麟の絵
本殿には柱の龍や蟇股の金鶏・銀鶏だけでなく、五間全体にわたって柳や梅、麒麟などを描いた極彩色の絵が施されています。特に麒麟の絵は本殿を代表する装飾の一つで、躍動感ある姿と鮮やかな色彩は見応え十分です。
本殿 柳の絵
麒麟の絵は本殿の囲い越しに見える代表的な装飾の一つです。社殿全体を一度に鑑賞するのではなく、透塀や柱の間から見える絵を一つずつ探すように見学すると、通常非公開の本殿を外側から楽しむことができます。柳の絵や彫刻も見える場所が限られているため、囲いに沿ってゆっくり歩きながら探してみましょう。
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御祭神・ご利益

御香宮神社の主祭神は神功皇后です。相殿には応神天皇、仲哀天皇、仁徳天皇、高良大明神、宇倍大明神、瀧祭神、河上大明神、菟道稚郎子尊、白菊大明神がまつられています。神功皇后は、御香宮神社へ香椎宮から勧請されたとも伝えられています。夫である仲哀天皇の崩御後、身重の体で三韓征伐を成し遂げ、帰国して応神天皇を出産したとされる人物です。その後は幼い応神天皇を支え、摂政として国政を担ったと伝えられています。
本殿の彫刻
神功皇后が困難を乗り越えて応神天皇を出産し、成長を見守ったという伝承から、御香宮神社は安産守護と子育てのご利益で広く信仰されています。境内では安産祈願が行われ、安産祈願符なども授与されています。
安産祈願符
本殿を参拝する際は、正面で拝礼するだけでなく、横側や後方へ回ってみるのがおすすめです。囲い越しに見える麒麟や柳などの極彩色を探すことで、写真だけでは伝わりにくい五間社流造の規模と、桃山建築ならではの華やかな装飾をより深く楽しめます。御祭神の神功皇后へ安産や子育てを祈りながら、国の重要文化財に指定された本殿の姿をさまざまな角度から見学したい場所です。

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