有名度
大関貴船神社
きふねじんじゃ
京都府左京区鞍馬貴船町180
結社
更新日:2025年9月24日
縁結びの恋の宮
最後に参拝するのは、奥宮から本宮に向かって約500メートル戻ったところに位置するのが「結社(ゆいのやしろ)」です。ちょうど本宮と奥宮の中間に位置することから、「中宮」とも呼ばれています。

御祭神・ご利益
ご祭神は縁結びの神様である「磐長姫命(いわながのひめみこと)」を祀っています。結社のご利益は、日本書紀によると、磐長姫命は木花咲耶姫命のお姉さんで自分が妹のように美しくはなかったため良縁には恵まれなかったとされ、その分他人の良縁を願う神様となったため、恋愛だけでなく仕事やプライベートを含めた縁結びにご利益があると信仰されてきました。また、平安時代中期の女流歌人・和泉式部も参拝し、恋の願いを無事叶えました。それ以来、貴船神社は別名「恋の宮」とも呼ばれるようになりました。

結び文
本宮で「結び文」を購入し、願い事を書いて、そのまま結び文をもって奥宮→結社と回りましょう。結社で参拝後、裏にある結び紐にそれを結んで祈願すると願いが叶うと言われています。

ご利益 縁結びの逸話
貴船神社(結社)が縁結びのご利益として有名になったのは和泉式部の逸話がきっかけと言われ、それ以降にも様々な人が恋愛成就の願掛けを行い貴船神社は縁結びのご利益として有名になりました。和泉式部は夫との夫婦生活が上手くいかず、夫の愛をとり戻そうと貴船神社にお祈りしました。その時歌人である和泉式部は夫の心が離れてしまって辛い状況を
「物おもへば 沢の蛍も我が身より あくがれいづる 魂かとぞみる」
という和歌を詠みました。
「いろいろと思い悩んでここまで来ると、貴船川を飛んいる蛍がまるで私の魂が体から抜けて飛んでいるようみえます。」という意味です。
すると貴船神社の社殿から
「おく山に たぎりて落つる 滝つ瀬の 玉ちるばかり ものな思ひそ」
という和歌が聞こえていました。
「奥山の滝の水が飛び散り、玉となって散るように(魂が散るように)あまり深く思いつめないほうがいいですよ」という意味です。
和歌を詠んだ主は貴船大明神(貴船神)であり、和泉式部の想いは神に通じ、見事に復縁することができました。

和泉式部は恋に奔放な女性で、最初に橘道貞と結婚しますが、やがて不仲になり、為尊親王と恋に落ち不倫関係になります。為尊親王が亡くなると為尊親王の弟である敦道親王と恋に落ちるなど、紫式部は和泉式部の素行は関心できないと日記に書いているほどです。
先ほどの逸話にでてくる夫は藤原保昌で、彼との再婚以降は目立った恋の話はないので貴船神社で復縁した以降は落ち着いたのかもしれません。

桂の木
結社にも本宮と同様に桂の木の御神木があります。樹齢はおよそ400年と言われています。
貴船神社の中でも結社はとくに恋愛成就のご利益が強い場所です。結社にご参拝した後は御神木のパワーもらって恋の力を充電するのも良いでしょう。

天乃磐船
船の形にみえるため天乃磐船(あめのいわふね)と名付けられた自然石は平成8年に市内の造園業を営む久保篤三さんから奉納されました。貴船山中で出土したもので重さは6トンにもなります。
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