南門 | 平野神社 - 神社ファン

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平野神社

ひらのじんじゃ

京都府京都市北区平野宮本町1

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南門

更新日:2026年7月4日

京都御所から移築された格式ある薬医門

南門は、平野神社の南側、上立売通に面して建つ門です。
この門は、1619年(元和5年)頃に京都御所・内裏の門として建てられたもので、1651年(慶安4年)に後光明天皇から平野神社へ下賜されました。400年以上の歴史を持つ貴重な建造物で、移築当初は現在の東鳥居付近に建てられていましたが、1943年(昭和18年)に現在の場所へ移されています。
南門
南門の建築様式は、一間一戸の薬医門(やくいもん)です。前方の主柱と、その後方に配置された控柱で屋根を支える構造が特徴で、屋根は切妻造・桟瓦葺となっています。装飾を抑えた端正な造りながら、京都御所の門らしい落ち着いた風格が感じられます。
薬医門という名称の由来には諸説ありますが、一説には医者の屋敷でよく用いられた門であったことから、その名が付いたと伝えられています。武家屋敷や寺院、神社などでも多く採用され、日本建築を代表する門形式の一つです。
南門の提燈
京都御所から下賜された歴史を持つ南門は、平野神社の格式を今に伝える貴重な遺構です。2014年(平成26年)3月には、拝殿・中門・縣神社とともに京都府登録有形文化財に登録されました。
東鳥居や東神門から参拝する人が多い平野神社ですが、南門は京都御所との深い歴史的なつながりを感じられる見どころの一つです。静かな佇まいの中にも、長い歴史と格式を感じられる門となっています。

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