有名度
小結平野神社
ひらのじんじゃ
京都府京都市北区平野宮本町1
接木の拝殿
更新日:2026年7月4日
紫式部祭も行われる接木の拝殿
神門をくぐると、正面に拝殿があります。1650年(慶安3年)に徳川2代将軍・徳川秀忠の娘である東福門院の寄進により建立されました。建築様式は桁行二間、梁行一間の入母屋造で、屋根は檜皮葺です。釘を使わず木材を組み上げる接木(つぎき)様式が採用され、「接木の拝殿」として知られています。また、折り上げ小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)など、江戸時代前期の優れた建築技法を見ることができます。

倒壊前の拝殿内部には三十六歌仙の絵が掲げられていました。この作品は江戸時代中期の公卿・平松時量によって寄進され、書は江戸時代後期の公卿・近衛基前(このえ もとさき)、絵は江戸時代初期の絵師・海北友徳(かいほう ゆうとく)が手掛けた貴重なものでした。しかし、台風による倒壊で失われ、現在は見ることができません。
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拝殿は舞殿としても利用されており、明月祭や奉燈祭では能や舞楽、日本舞踊などの奉納が行われます。秋に開催される紫式部祭では、境内に実をつける紫式部を眺めながら茶会も催され、平安文化を感じられる祭典として親しまれています。
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