本殿・御祭神・ご利益 | 平野神社 - 神社ファン

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平野神社

ひらのじんじゃ

京都府京都市北区平野宮本町1

本殿・御祭神・ご利益

更新日:2025年5月8日

珍しい比翼春日造の本殿

表参道から拝殿、中門の先に本殿があります。
本殿は1596年(慶長1年)後陽成天皇の勅命により、西洞院時慶(にしのとういんときよし)が再建しました。第1殿・第2殿は1626年(寛永3年)と、第3殿・第4殿は1632年(寛永9年)に再建されました。
向かって右側に鎮座するのが第1殿・第2殿で、一番右奥が第1殿で今木神、隣が第2殿で久度神が祀られています。
本殿 第一殿と第二殿Saigen Jiro(Wikipedia CC0)
向かって左側に鎮座するのが第3殿・第4殿で、手前が第3殿で古開神、奥が第4殿で比売神が祀られています。
本殿 第三殿と第四殿Saigen Jiro(Wikipedia CC0)
本殿の建築様式は、一間社比翼春日造で、平野造とも言われています。屋根は入母屋造で屋根は檜皮葺となっています。
一間社の春日造の社殿四殿を左右二殿ずつ並べて左右の両殿の間を繋ぐように合間を作り正面に向背をつけているため、前から見ると三間社のように見える珍しい形式で、上から見た場合、棟はH字型に見えます。
また平野神社の本殿は東向きに建てられていますが、これは宮中の神社が東向きのためで、もともと平野神社は平城京にあった宮中神社が平安遷都と同時に移転されたためと言われています。
比翼春日造
見どころは何と言ってもこの珍しい建築様式で、拝殿から見るとその様子がよくわかります。本殿はこの寛永年間に再興された比翼春日造という特徴的な建築様式により、1922年(大正11年)4月に国の重要文化財に指定されています。
また、平野神社という名前と、唯一の平野造、また桜名所でピンク色がモチーフということから、人気アイドルである平野紫耀さんのファンの間では聖地とも言われています。

御祭神・ご利益

平野神社の御祭神は、源気新生、活力生成の神のご神徳がある主祭神の今木皇大神(いまきすめおおかみ)。 竈の神、生活安泰の神のご神徳がある久度大神 (くどのおおかみ)。邪気を振り開く平安の神のご神徳がある古開大神 (ふるあきのおおかみ)。生産力の神のご神徳がある比賣大神 (ひめのおおかみ) の4柱です。運気隆昌や家内安全や厄除開運などのご利益があります。
平野神社はもともと、桓武天皇の母である高野新笠の祖神を祀っていた神社が、桓武天皇即位し、平安京に遷都して大内裏近くに祀られたのが始まりとされています。それとともに、祭神や神社の格式が一気に上がりました。権力争いなどいろいろな事情があったものと推察されます。
祀られている祭神の由来には諸説ありますが、主祭神である今木皇大神の今木は今来(新来)の意味で、桓武天皇生母の高野新笠の祖神であるという説があり、平野神社の祭神は百済系の渡来神だと言われています。

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