葵祭(賀茂祭) | 上賀茂神社(賀茂別雷神社) - 神社ファン

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関脇

上賀茂神社(賀茂別雷神社)

かみがもじんじゃ(かもわけいかづちじんじゃ)

京都府京都市北区上賀茂本山339

葵祭(賀茂祭)

更新日:2025年5月31日

葵祭とは

上賀茂神社の祭事の中で最も大きくて有名なのが「葵祭(賀茂祭)」です。葵祭は、賀茂御祖神社(下鴨神社)と合同で行われる例祭で、紫式部の『源氏物語』(~葵の巻~)にも描かれたことがある、歴史あるお祭りです。また、京都三大祭のひとつとしても知られています。
葵祭は元々「賀茂祭」という名称で親しまれていましたが、江戸時代に祭が再興されてからは葵の葉を飾るようになったため、「葵祭」という名称に変わったそうです。葵祭に用いられる“葵”は、下鴨神社と上賀茂神社の神紋である二葉葵の葉を絡ませたもので、毎年、両神社から京都御所に奉納されています。
葵祭 路頭の儀Hahifuheho(wikipedia CC0)
葵祭りの起源は、今から約1500年前に遡ります。当時の日本国内は風雨が激しく、五穀が実らなかったため、賀茂大神の崇敬者だった伊吉の若日子が占いをおこなうと、五穀が実らない要因は“賀茂の神々の祟り”だということがわかりました。そこで神々の祟りを鎮めるために、馬に鈴をかけて人に猪頭(ししがしら)を被せて駆競(かけくらべ)をしたところ、風雨はおさまり、五穀が豊かに実って国民も安泰になったそうです。これが葵祭の始まりだと言われています。

下鴨神社と上賀茂神社の関係

では、なぜ上賀茂神社の祭事を下鴨神社と合同で行われるのでしょうか?
下鴨神社の御祭神は、「玉依媛命(たまよりひめのみこと)」と「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」です。実は2人は、上賀茂神社の御祭神である「賀茂別雷大神(かもわけいかづちのみこと)」の母親と祖父にあたるのです。下鴨神社の正式名が「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」であるのも、そのためです。
上賀茂神社と下鴨神社の楼門

葵祭(賀茂祭)の内容

5月初旬からは、流鏑馬神事、斎王代禊の儀、賀茂競馬、御蔭祭・御阿礼神事などの様々な行事(前儀)が行われます。
葵祭 賀茂競馬
そして、5月15日のお祭り当日は、平安装束をまとった人々が約8キロの距離を練り歩く「路頭の儀」が開催されます。路頭の儀は、近衛使(勅使代)をはじめとした検非違使、内蔵使、山城使、風流傘、斎王代、馬36頭、牛4頭、牛車27基、輿1台など、合わせて500名余りの行列で、葵祭の一番の見どころとなります。
路頭の儀の行列は、10時半頃に京都御所を出発します。その後、賀茂御祖神社(下鴨神社)でいくつかの祭儀をおこない、上賀茂神社へと向かいます。上賀茂神社では、勅使の御祭文奏上や牽馬、東遊などの儀がおこなわれます。
葵祭 斎王代列
路頭の儀をはじめとした当日の祭事を見学するには、有料の観覧券が必要です。招待客しか見学できない祭事もありますので、葵祭に参加してみたい方は、上賀茂神社や下鴨神社のホームページなど、インターネットの情報をご確認ください。

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